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主人公の魅力が、今ひとつ…。
芸術病という稀な病気に罹ったカリナ。
余命がわずかであることを悟ったカリナは、遠い地に住む婚約者の元に出奔し、そこで、思いがけず大切にされて、生きる喜びを抱く。
家では家族に認められず、関心をもたれることもなかったため、カリナは孤独感、疎外感に苦しめられていた。家族の中に、自分だけが居場所がないと絶望する気持ちは想像することも難しい。
しかし、最低限の衣食住は与えられていた状況であり、他の方策はなかったのか、周りに助けを求めることはできなかったのか…と疑問が残る。
果たして病は治るのか、家族はカリナの思いに気づくのか等、今後のストーリーで気になる点はある。
しかし、カリナの言動にイライラさせられることが多く、魅力が感じられなかったので、無料分で終了。
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余命わずかの脇役令嬢