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懐かしい夏の怪談集
稲川淳二さんといえば、私が子供の頃に見ていた夏の怪談番組で、顔を見ない日はないぐらい「ザ・夏の風物詩」な人だったので、怖いというより懐かしい!と思いながら読みました(笑)。漫画は2016年に59歳の若さで亡くなられた小山田いくさんが描かれているので、余計にノスタルジックな気持ちになりました。
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稲川淳二さんといえば、私が子供の頃に見ていた夏の怪談番組で、顔を見ない日はないぐらい「ザ・夏の風物詩」な人だったので、怖いというより懐かしい!と思いながら読みました(笑)。漫画は2016年に59歳の若さで亡くなられた小山田いくさんが描かれているので、余計にノスタルジックな気持ちになりました。
昨今孤独死だとか特殊清掃の話をメディアなどで見聞きすることが増えたので、「中の人」による色々な体験がこの漫画で知れて勉強になりました。それにしても想像や理解を超える“事実は小説より奇なり”的なできごとが多く、なかなかスゴイです。
ある程度の年齢になったら終活をしようと思っていますが、それでも若くして急逝するケースもあるので、とりあえず死後自分が赤っ恥な思いをしそうな特異なモノは、今のうち処分しておこうと思ったのでした。
霊能力がありながら、それを自分で認めたくないがゆえ診療心理士という仕事をしていても、やはり色々視えてしまい、結局霊に悩まされる人を陰ながら助ける主人公。爽やかな“視えなくなった”相棒の青年の登場でドタバタになっていく予感が(笑)。
企画で泣く泣く心理的瑕疵のあるいわゆる「事故物件」に住むことになったタニシ氏の体験談。同じ体験したら卒倒するな、と思いながら読んでいます。絵がポップで可愛らしいのが救い(でも怖い)。こういうところに住みまくっていたら色んな霊障が起きて命まで取られないか心配になってしまう、ちゃんとお祓いはしているのだと思いますが・・・。
タイトル通り、本当に怪談が100話あります。主人公の男の子が話す一つ一つの怪談はよくある小噺的なものですが、100話終えたらどうなるのか、気になります。
残念なのは画力が拙いため、登場人物が同じ人に見えたりなど分かりにくい時もありますが、それ以外は面白いストーリーだと思いました。
どこか山深い地域の農家の高校生(かな?)の女の子たちが、農作物被害の犯人(犯獣)であるシカやイノシシなどの野生動物と格闘する様子がちょっと楽しそう。でもイノシシやクマなどに襲われて亡くなる人も多い中、十代の女の子たちだけでイノシシ猟とか怖すぎる・・・。
タイトルが「最後のはじめまして」って素敵、確かにその通り!自分の家族、そしていつか自身もお世話になるであろう納棺師さんのお仕事が良く分かり、勉強になります。誰でもできるわけではない難しい、でも生きている方、鬼籍に入った方両方からとても感謝されるお仕事だと思いました。
絵が繊細できれいなのと、夏の田舎の高校生たちに何か不思議なことが起きそうな始まりだったので、数話読み進めて行ったのですが、あまり自分が興味を持たないモンスター系っぽいな、と思い断念。
いわゆる“視える人”で、除霊・浄霊の修行もされている斎さんを中心に起きた怪奇現象、超常現象を解決する話。
私は視えない人なので真偽のほどは判断できませんが、それでも実際にこういうこと起きるんだろうなという理由のない説得力があり、同時に人間とは何か、この世で自分が送るべき生き方とは、といった道徳も学べるので、とても良いマンガだと思います。
主人公の斎さんが病気で他界されてしまっていて、とても悔しく残念に思います。
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