新婚夫婦の最初のすれ違いは、それぞれの食文化の違いから起こるものらしい。杉元はこんなに歩み寄ってるんだから、アシリパさんも歩み寄ろうよ。
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新婚夫婦の最初のすれ違いは、それぞれの食文化の違いから起こるものらしい。杉元はこんなに歩み寄ってるんだから、アシリパさんも歩み寄ろうよ。
戦争が作り出した狂人。軍のコントロールから外れ、独自の目的で動く。その独自の目的は、凄惨極まる戦闘の中で、突然ダイヤモンドの弾丸で頭を撃ち抜かれた様に閃くものらしい。「地獄の黙示録」のカーツ大佐のセリフ。
今でも世界では一杯誕生してそう。
アイヌの思想の一端を教えてもらった。迷信の装いを纏っているが、その本質は、人間は大きな自然の循環を構成する優も劣も無い一員であるという謙虚な姿勢。
近代西洋の哲学、科学から受けた恩恵は大きい。お陰で大方理不尽な目に遭うこともなく、安全安心な暮らしを送れる目算が高い。
しかし、気候変動や熊の出没問題に直面している今日、近代西洋の哲学、科学の方程式の行き詰まりを多くの人が感じているのではないだろうか。
アイヌやインディアンの思想から学べる事は多いと思う。だが我々は今受けている恩恵を自ら手放すことが果たして出来るのだろうか?
剥がれた顔面が落ちずにぷら下がってるなんて、すげー斬新!
冷静に対処した男が結局ヤラれてるシーン(しかも投げ上げされて枝に引っ掛かってる)、顔面剥がされた男が弾丸を打ち続けてるシーン、小さな子供には刺激が強過ぎるかも。トラウマになったりして。私は大好物です♡
顔面を剥がされるとか、すげー斬新!
続々と主要キャラクター登場!個人的には土方歳三が好き。かっこいいです。新時代に抗う取り残された者。ジョージ·ロイ·ヒルが映画を撮るとしたら土方歳三が主人公だな。
なんで白石が罠にかかるのか分からない。けもの道に仕掛けられた大きさも高さも動物用の罠だったのに…。まぁ、ギャグなんだろうけど。この登場のさせ方で白石というキャラクターの立ち位置を宣言している。白石のキャラは登場当初から揺るぎないものだったんだ。
「203高地で会ってたかもな」同僚感を出して構えを解くのも相手の油断を誘うため。一つのセリフと動きだけで緒方のキャラクターを確立させて読者に提示した。煮ても焼いても喰えない奴なのだ。再読でないと気付けないけどね。
その後の杉元のセリフからも、本作品の登場人物達は、現代の我々日本人とは全く別の生き物なのだということに段々気付いていく。
2人目の入れ墨男、撃たれたんだ。撃たれたとすぐに分からない様に描くところが演出の妙。剣を木の幹に刺して、それをライフルの支柱するとか、そういう細かい演出が素晴らしい。最後のコマの尾形の構えも素晴らしい。この構え一つで、手練れ感半端ない。素晴らしい演出!
アシリパさんの話し方が好きだ。最短で的を突く感じ。現実的で筋が通ってて理知的。行動も同じ。明確で無駄な事は一切しない。ナイフの様な思考回路がもたらすものだと思う。父親の教育の賜物だな。
金塊を見つける → 囚人用無し → ◯刑執行 → 敵討ち
なんて思考はかなり頭が良くなきゃたどり着かないよ。
それにしても杉元、皮剥ぎの手際、良すぎないか?
ゴールデンカムイ
032話
第14話 遠吠え(1)