アランは本気でオスカルを手ごめにしようとは考えていなかったと思う。
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アランは本気でオスカルを手ごめにしようとは考えていなかったと思う。
アランさえ掌握できれば、衛兵隊全体を掌握したも同然。オスカルは組織を掌握する才覚を持っている。
せっかく近衛を辞めたのに、ジョセフの〝お願い〟がオスカルを強烈に縛り付ける。
ジョセフ、いい王様になっただろうにな。可哀想だった。
衛兵隊ではうまくボスとの一騎打ちに持ち込んだ。完全にオスカルのペース。
ローゼンリッターみたい。
この隊を掌握できるか。きっとできる。でもいくら平民の集まりと言っても、民衆暴動が起こればそれを制圧する軍隊だ。その時オスカルはどうするのか?
近衛を辞めるんだね。
ロザリーはこれで物語から退場かな? なんか使い切ってない感じ。重要な役割で再登場しそう。
ロベルトが盗んだ銃200丁は市民の反乱に使われると、オスカルは当然、認識してる。それを見逃しておいて、のうのうと近衛連隊長の職に就いてるわけにはいかない、というのがオスカルの気持ちだろう。本当は近衛を辞めたいんだろうけど、そうすると御父上とかジャルジェ家とか使用人とか色々と波風が大きすぎるので、とりあえず連隊長を辞退、って感じかな?
ま、まじかー。
やった、やった、やったよー! Ah〜 はじめてのチュー。君とチュー♪ なんてね。
アンドレの愛の告白の台詞も良かった。
オスカルとアンドレの出会いのシーンは、全然違うんだけどラインハルトとキルヒアイスの出会いを思い出した。
フェルゼンとの決別を嘆くオスカルの台詞が、いつものことだが良かった。
ベルナールを庇ったオスカル。ロザリーの恩人だということもあるだろうが、オスカル自身がベルナール、というか第三市民にシンパシーを、そして貴族に嫌悪感を持ち始めたのだろう。自分の中の男と女の間で揺れるオスカル。アントワネットとフェルゼンの間で溢れるオスカル。職務と市民へのシンパシーの間で溢れるオスカル。本当によく出来た作品だと思う。
フェルゼンは今までオスカルを女と知っていたけど、女とは思っていなかった。先の舞踏会でのダンスの相手がオスカルと知って、オスカルが女であると実感するとともに自分への秘めた想いも察してしまう。そして間髪入れずにきっちり振ってあげる。
私は立派だと思ったぞ、フェルゼン。
オスカル、少し泣いてフェルゼンへの想いに決着をつけよう。
精錬潔白な正義の人、ロベスピエール。そういう人が独裁者の座に就くと怖いんだよ。
自己矛盾を許さず、揺るぎない姿勢を貫くから、どんどん極端になる。料理も物事も塩梅が肝要。右へ左へ、上へ下へと様子を見ながら微調整していくのが良いと思う。気まぐれでなく調整ね。全然違うから!調整と気まぐれ。〝シェフの気まぐれパスタ〟とかじゃ困るんだけど。
ベルサイユのばら
062話
ベルサイユのばら(62)