5.0
実は情熱旦那様!
時代背景、洋装、和装、帽子や調度品まであちこちに漂うハイカラ感と、寛治さんのニヒルな色気にグッとハマります!
千春も寛治さんも梅さんも、皆んな各々が辛い過去や悲しみを背負っているけれど、それらを表に見せない覚悟とか潔さが綺麗で胸に響きます。
自由とか若々しさとか、、考えさせられるなー、と。今時の私たちはやっぱり幼い気がしてしまう。。
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5731位 ?
時代背景、洋装、和装、帽子や調度品まであちこちに漂うハイカラ感と、寛治さんのニヒルな色気にグッとハマります!
千春も寛治さんも梅さんも、皆んな各々が辛い過去や悲しみを背負っているけれど、それらを表に見せない覚悟とか潔さが綺麗で胸に響きます。
自由とか若々しさとか、、考えさせられるなー、と。今時の私たちはやっぱり幼い気がしてしまう。。
ストーリーは割愛しますが、とにかく登場人物全てにきちんとした個性があり、背景も感じられますし、何より絵がぶれずに綺麗なので、純粋に入り込めます。
暁さんはスラリとした美形だけど、ちょっと猫背で、自分の気持ちも相手の気持ちにも疎いし(生い立ちに関係あり)作家の仕事以外には無頓着なのも含めて側にいたら好きになるしかない!
そして、ふみちゃんのことを「娘」と呼ぶのが秀逸〜!
作者はきっと熟慮を重ねての選択だったのではないかと拝察します。
ふみちゃんの清潔感溢れる可愛いらしさも二重丸で、結ばれてほしいけれど、途中の行ったり来たりの日常も見守りたいし、ずっと続いてほしい作品です!
呪われた皇太子のブレイクが可愛い過ぎます!
何としてもその呪いを解きたいアンシアの一途な思いがいじらしくて、妹のダイアナでは無く、アンシアの力で呪いを解いてほしいー!
窯や和風のメニューなどの食事に関するエピソードも楽しみの一つで、次は何が出てくるかワクワクします。
皇帝陛下も超美形で、息子のブレイクとブレイクを幸せにしてくれているアンシアへの愛情が溢れている姿もじーんとします。。
絶対に二人のハッピーエンドを見たい!
熟成されたストーリーは、どこを取っても奥が深く、辻褄合わせや無理矢理感は全く見当たらず引き込まれます。また、それを上回る位の画力が素晴らしい!
リフタンやマクシーは勿論ですが、騎士団の面々や使用人の一人一人、愛馬や保護した3引きの猫に至るまで、その表情や人間性まで感じさせる描き方は見事です。
物心ついた頃から、能無しの厄介者と罵られ折檻されてきたマクシーが、リフタンの無条件の愛情に包まれ少しずつ心が自由になり始め、56話では生まれて初めて、舞う雪を見て心を解き放し、無邪気な笑顔で馬で駆け出すシーンは感動しました!また、そんなマクシーを見つめるリフタンの
横顔の目の表情が秀逸で、天使を見たのかな?と思わせる感があり、何度も読み返してしまいました!是非、必見です?
大人だった頃の記憶を持ったまま異世界へ転生するお話しは多々ありますが、これは特に絵が綺麗で、ちょいちょい出てくるエニシャの心の声が絶妙で顔が緩みっ放しです。皇帝や双子の兄もぶっ飛んでいながらも愛情たっぷりで大好きです!
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離縁は致しかねます!