5.0
あの有名作品
横溝正史の代表作と言っても過言ではない犬神家の一族の漫画作品を昭和らしい美しい絵と世界観で描かれ、引き込まれるように読み進めてしまいました。台詞や展開等が原作に忠実で、実写映画版やドラマ版では無視されていた重要な設定が無視されずに生かされていた点がとても良かったです。
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86位 ?
横溝正史の代表作と言っても過言ではない犬神家の一族の漫画作品を昭和らしい美しい絵と世界観で描かれ、引き込まれるように読み進めてしまいました。台詞や展開等が原作に忠実で、実写映画版やドラマ版では無視されていた重要な設定が無視されずに生かされていた点がとても良かったです。
竹崎先生の漫画は金瓶梅を始め魅力的な作品ばかりなので、この作品も読んでみたのですが、最初の話の主人公の恋人が金瓶梅の秋菊に似てる上、餓鬼が化けた彼女が狂気を垣間見せる姿がメンヘラ化した秋菊を彷彿とさせるので、怖いながらもどこか面白さを感じてしまいました。「どのキャラはあの話の誰々に似てるな」と思いながら読むのも面白いかもしれませんね。
主人公の清子がオカン気質で隠れ美人の女性なのですが、こういう地味なように見えて何気に女子力のある女性って同性から反感を買いやすいものなんでしょうか。清子はまだ30歳そこそこなのに、清子が綺麗になった途端に「今更お洒落するとかw」的な時代遅れな陰口を叩く同僚女性もいて、なかなか嫌な気分にさせてくれました。しかし、それ以上に清子の母親が気持ち悪い女性で、既婚男性との不倫の末に不倫の慰謝料を娘に払わせようとする上、娘の恋人にまで手を出そうとするとんでもない女で、誘惑に靡かなかった上司の身持ちの固さに思わず「グッジョブ!」と言いたくなりました。
絵柄が可愛いので抵抗なく読めますが、中学生で異性への興味が湧いてくる年齢の男女4人が数日間1つ屋根の下に泊まるなんて現実ではかなり心配な展開ですよね。掲載された当時になかよしでこの話を読んだ同じ年頃の子達はどんな気持ちになったのかと思ってしまいました。
復讐代行業を題材とした漫画は他にもたくさんあるのであまり新鮮味がなく、被害者の悲しみや苦しみもそこまで真に迫る感じではなくいまいち物足りませんでした。主人公の雪子を取り巻く境遇などは闇が深そうで、そういったエピソードの方が興味深かったです。
嫁ぎ先で酷い目に遭い、家を飛び出してホームレス生活を余儀なくされる。現実にも起こり得る事です。しかしどちらの生活も大変な苦労がある事は言うまでもなく、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされる生活は変わりません。そうならないためにも、結婚相手の人間性を見極める事は大切だと考えさせられる話でした。
今はまだ無料分の話を読んでいるだけですが、女同士の友情や、一方にストーカーしてた疑惑のある男の存在など、物語を複雑にしていく要素が満載で目が離せません。一人の変態親父のために一方が◯され、一方が犯罪者となってしまったのが悲惨です。年頃の少女を食い物にする男こそが生きて罰を受けるべきだったのに。
動物の見た目が中途半端に人間らしくなると、やはり不気味ですね。その上人間の知能を身に付け言葉まで喋るようになり、普通の動物だった頃以上の残虐性まで兼ね備えてしまったジンメン達。しかしそこには人間から受けてきた仕打ちも関係しており、切なくなってしまう場面もありました。主人公のマサトの出生にもどうやら秘密があるようで、目が離せません。
あまりに有名な事件を取り上げていますが、犯人を犯行に駆り立てた原因に1人の女性が裏にいるという事を以前テレビで言っていたので、その女性も物語に上手く絡ませていればもっと面白くなったのではないかと思います。
義母はまだあからさまなのでそこまでの怖さはないのですが、夫の方は表面的には良い夫として振る舞っていて、何が目的かも分からないので不気味さがこの上ないです。物語の冒頭で、主人公のミインが裁判にかけられる想像上のシーンが登場するのですが、これがミインの未来に本当に起きる事でない事を祈らずにはいられません。
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犬神家の一族