5.0
無理やり感のないストーリーと圧倒的画力
5歳の陛下のお世話係を務めることになった凛風。
先帝の弟で唯一の成人皇族、実際の政を司る蒼蓮。
まず画力の素晴らしさ。
蒼蓮は誰もが息を飲む美しさを持つ男。
本当に息を飲みます(笑)
イケメン設定は数あれど、美しい男を描くのは難しいと思う。
そして着物。
これだけでどれだけ描くのに時間がかかったんだろうと感嘆します。
そして無理やり感のないストーリー。
平民がいきなり宮廷に入るわけではなく、凛風は皇族に次ぐ権力を持つ五大家、その中でも一番権力を持つ柳家の娘。
蒼蓮の相手でも不足はありません。
そしてそして!
5歳の陛下が可愛すぎる!
これだけでこの作品を読む価値があるくらい。
蒼蓮と凛風は婚約しますが、2人の関係は秘密な上、結婚は5年後。
陛下が10歳で成人となったのち結婚する約束をします。
そうしないと「蒼蓮様を皇帝に」という不穏な動きが出てくるからです。
蒼蓮は無事に陛下が成人し、皇帝になることを心から望んでいます。
それは次男として生まれた自分が、父親からも周りからもいらない存在だと思われてた中、先帝である兄だけが自分に優しかったからです。
蒼蓮は凛風を溺愛しますが、なにせ秘密の関係なので、表立ってはイチャイチャしません(笑)
それでも2人が想い合ってるシーンはとても美しいです。
既刊コミック最新刊まで読みましたが、出てきた悪い人は2人。
サクッと蒼蓮に成敗されます。
ダラダラ長く悪人顔を見なくて済むし、人物の描き分けもできてるし…本当に読みやすいです。
疑問に残ってることといえば…
陛下の母君は先帝が亡くなった後、生国に帰っています。
それはその国の跡継ぎが2人とも争いで亡くなり、血筋を重んじる国なので、蒼蓮たちも考えた末、後継ぎを産むために帰らせたのです。
この母親はその後出てくるんでしょうか?
そして陛下の同世代側近選び。
まだ選定中ですが、誰になるんだろう?
そしてそして凛風の先輩と、陛下の護衛係の恋の行方。
この凛風の先輩、陛下の母君のお付きだったんですが、陛下のお世話係として残ったのです。
独身でなければ宮廷に残れないので、結婚話は白紙になったのです。
この2人もうまくいってほしいな〜。
とにかく画もストーリーも素晴らしい作品です。
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皇帝陛下のお世話係~女官暮らしが幸せすぎて後宮から出られません~(コミック)