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おもしろい!
8歳で領地の貧困を救うため経済援助を条件に結婚と10年後の離婚の契約を受けたサラ。息子のジェイクを貴族や王族から守るため、適当な貧乏貴族をあつらえたジェイクの父は、子供のサラが歯を食いしばって泣いてもちっとも動揺しない。ジェイクも貴族なら、領地に適した事業を見つけ、領地を裕福にして領民を守るべきだった、とサラが愛して止まない両親の事を無能呼ばわり。10年後、ジェイクの言葉から、領地に商会をつくり、領民を守ってきたサラは、正々堂々、成人したので、離婚しましょう、とジェイクの元へやってくる。サラが本当に素直でがんばり屋さんで、可愛くて、頭もいいし、慈悲深い。自分に自信があるからこそ、ぶれない。ジェイクもあっという間に惚れてしまいます。王族、貴族の事件も結末もおもしろく、無料分を読み終えてから、課金して一気に最後まで読んでしまいました。
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旦那様、10年で離婚する約束でしたよね?