茹で玉子さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全91件
  1. 評価:4.000 4.0

    大逆転物語

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    貴族なのにオーラが出なかった為、父と妹の気分しだいで殴る蹴るの待遇を受けるレイジュ。第一王子ながら皇帝が愛する皇后がお産の後逝去した上、超越者ではないことから皇帝に見放され、第2王子を後継者にしたい義母である現皇后からは躾と称した暴力を受けていたクロード。
    暴力により気を失ったレイジュはある日、眠っている間、幽体離脱で移動し、オーラで治療できる力を発見する。幽体離脱している間は、人々には姿も見えず声も聞こえないはずなのに、クロードには声が聞こえていて、話しができる事から似たような境遇の二人は親しくなっていく。
    ある日、天使を傷つけようとした皇后ナディーンの手先ノーマルヒルに怒りをぶつけた事でクロードは超越者として覚醒し、レイジュが治療した人々の協力のもと、生身の人間であるレイジュを探していく。
    SORAJIMA得意の勧善懲悪で、腹黒人間はきれいさっぱり消えていき、最後はハッピーエンド。
    絵が時々歪むし、最初の方は辛いですが、テンポもよく、苦しい実家と皇后の暴力シーンが終わってからは、最後まで楽しく読めました。

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  2. 評価:4.000 4.0

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    育児放棄や子供が幼い頃の浮気を、妻が子供にかかりきりで寂しかった、夫は稼いでいればいい、と正当化し、夫婦関係は夜の営みで優位に立てれば円満だと勘違いする12歳年上夫の価値観に心がズタボロになる忍。夫の浮気相手とその夫を両親に持つ千秋は大人たちに体を売ることを覚えさせられ、彼の心も消耗。彼に助けを求めた彼女と彼女の5つ下の妹も父親に性被害を受けている。グロい絵などはないのですが、最初の方は、読むのがつらかった。
    忍の昔描いた作品がネットで話題になった事でいろんな人たちと絡んでいきます。漫画家デビューしたものの後が続かず、それでも楽しくアシスタントをしていたが、ある日、20年ほど前に描いた作品がネットで話題になった事で、編集者より声をかけられ、相変わらず家事を重視したシフトを続けながらも経済的に自立していく忍。経済力が備わると夫との関係も逆転。毒を吐き続け、夜の生活も妻を搾取する夫が土下座した時にはざまあみろ、と思いました。いつまでもクズで、別れても濡れ落ち葉のように元妻や子供に頼る元夫。最後は手の届かない場所に行ってくれてほっとしました。一方、忍は長男を第一に考える母としての位置はぶれず、自立すると良い出会いも恋もまってます。自立して、仕事部屋を借りた事から自分の城を持ち、夫と別の時間を持ち、千秋に助けを求めた女子を迎える時間と空間も持てた忍。毒を吐き続け千秋に依存する母もきれいな形で離れてくれ、父親から搾取された姉妹も戦う勇気を持ち始める。いろんなリアルはありつつ忍と千秋の関係だけは、ちょっと夢物語かな、とも思いましたが、世の中、小説や漫画の方が先行する事もあるし、二人の関係も20年後ぐらいには、十分、世間に存在するのかもしれないな、と思いました。最後はハッピーエンドで良かったです。

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  3. 評価:4.000 4.0

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    タイトルが塩対応の婚約者なのですが、塩対応の彼と距離を取り、絡んでくるのは、わりと短い期間に終わってしまい、タイトルとは違うさっさと第2段が始まっていきます。
    周りには変わらず優しい婚約者がどうして、裏の顔を見せるようになったのか。距離を置いた彼女に焦っても、その愛情にあぐらをかいていれば、どうなるのか。人の気持ちや感情を丁寧に描いていて、そこへたどり着くまでの謎解きも面白いです。傷ついて弱くなっていたヒロインが本来の自分を取り戻し、本領を発揮していく姿も、彼女が恋する相手も素敵で、二人で相談しながら問題解決していく姿は爽快。
    最新話139話は結婚式のために辺境伯領へ滞在している最中での出来事。少しずつ明かされる数々のユニークな結婚祝いも面白いし、これまた結婚祝いで出会った占い師の預言にあるキーワードが何度も交差していて引き込まれます。

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  4. 評価:4.000 4.0

    わき役さんたちも頑張ってる

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    見た目も職業もハイスペな彼から、男性経験のない主人公が溺愛される、というパターンですが、主人公も当て馬さんもかっこ良く、同僚は頼れるし、後輩はかわいいし、過去には影があったりしますが辛すぎるシーンもなく、サクサク読めます。また、周りの気になるわき役たちを全員拾ったエピソードがあるので、最終回読んだ後に、みんな、良かったなー、と思えるのが、後味スッキリで良かったです。

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  5. 評価:4.000 4.0

    恐ろしく鈍い主人公

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    両親を事故で失った後、経済界の大物の祖父に引き取られた和歌。その祖父が心臓が弱ってきている、と医者に言われた事をきっかけにまともに恋愛も経験してないのに大学生20歳で見合いを勧められてしまう。お相手は大物の祖父が選んだだけあって、ハイスペ、イケメン、で優しくて、すぐに恋に落ちて、あっという間に入籍、同居。なのに、慶次は全く手を出して来ない事から、疑心暗鬼になって、ひょんな事から慶次に他に想い人がいた事も発覚。
    彼の口から直接他の人が好きと言われたら耐える自信がない、と自分から離婚を切り出します。回りくどい両片思いが始まって、それでも、慶次に何度も惚れ直しては、また疑う、と言うぐるぐる回転。慶次の愛情表現にも気づけず、鈍い主人公ですが、成人の彼女が待ってたのに、無理に我慢してキスもしなかった慶次もある意味不思議ちゃん。けれど、ハイスペの慶次はやっぱりかっこ良く、全話30話完結という読みやすさも良かったです。

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  6. 評価:4.000 4.0

    テンポ良くおもしろかった

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    両親が亡くなった後、引き取られ、使用人として働いていたアニエス。ある日花嫁が次々と消息を断つ公爵との縁談が持ち上がり、縁談を嫌がる娘の代わりに、アニエスが嫁ぐ事になる。
    失っていた記憶を取り戻しながら、どうして記憶を失ったのか、引き取られた過程、小さな頃の一途な恋、など少しずつ明らかになっていきます。本当に優しいのは誰か、勧善懲悪の世界にどっぷり浸かれます。単に見慣れただけかもしれないけど、SORAJIMA特有の変顔がちょっと改善されたように思え、気持ち悪くて、すぐスクロールする、から、普通に読む、に変わりました。これも良かったかな。36話とコンパクトにまとまっていて、読みやすいのも良かったです。

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  7. 評価:4.000 4.0

    女の部分をどうするか

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    夫婦仲も悪くなく、嫁姑問題もない平穏な日々だけど、結婚8年目レス5年目、仕事が激務で疲労が取れない武頼を気遣ってか、正社員の職も辞め、パート歴5年。疲れきった彼は寝落ちて会話も挨拶以外ない。新ママからは、子供がいない事への嫌みも入る35歳。この真面目で人に相談できない二人に近寄ってくる男女がいて、静かに荒れる夫婦仲。荒れる事、そして荒れる原因になった人の言動により、一体自分はどうしたいのか、誰といたいのか、という疑問に向かっていきます。離婚して、自立する経済力を持ってから決めて行こう、と思う主人公。ここまでは、女性の経済力って大事だな、と思いつつ、自分を大切にしよう、という気持ちにも共感できました。また、気分屋だと思っていた上司が純の呪縛を解いてくれたのもよかった。ただ最後に選んだ相手は優等生回答。主人公以外はそれなりにベストなラストですが、できない体も休職するのも、妻だったら、結果は違うんじゃないか、とも思い、結局、主人公にとって自分の女の部分を無視した選択だったのが、惜しいように思います。

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  8. 評価:4.000 4.0

    最強のダィテス夫婦

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    次男ジュリアスを溺愛する王妃によって、王太子を廃位になった長男マティサ。王命によりダィテス公爵の長女ミリアーナと婚姻するため側近のコシスと二人でダィテス領にやって来た。そこで見たのは、日本から転生してきたミリアーナが再現した知恵の数々。中世の町にはない車、お湯のでる蛇口、爆弾、そして、豊かになった国でBLを流行らせる、と言う先進国異文化に驚き、ミリアーナの父と共に豊かなダィテスの土地とミリアーナが狙われないよう、秘密にしていこうと考える。ただ、未熟な弟の失態を修復するため王に呼び出され、もめ事にも巻き込まれ、秘密がもれて行きます。BL文化は理解したくない、というか、マティサとコシスもそういう関係で、BL腐女子たちの執筆の餌食になるのを嫌がるマティサですが、初めて会った時からミリアーナに惹かれ、ミリアーナもマティサの同志のように大活躍。国の治め方についてもミリアーナの意見に真髄し、共に歩む家臣たちのヘッドハンティングも上手だし、素敵な仲間たちと友好国の輪を力強く進めて明るい未来を築いていく、とても希望に満ちた明るい作品です。それぞれのキャラも個性豊かで悪役さえ憎めない。画力も確かでミリアーナのよだれ出してる絵までかわいい。おすすめです。

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  9. 評価:4.000 4.0

    執着オレ様男に別れは必須

    ドラマの予告がおもしろく、クエストの作品のリストに見つけたので読み始めました。絵があまり好みではないのですが、ドラマの竹内さんがおもしろくて引き留められるように2話ほど読み、それからは楽しんでます。
    いろんな作品を読んで思うのですが、この手のオレ様男や執着男には一発別れて自分を見つめ直す時間が必要ですね。相手の幸せを願ってこそ愛なのに、オレがオレがと自分の主張ばかり。そして、そんな執着オレ様男にひっついて、自己を見失ってしまう女がいるのも、また然り。この二人は、二人だけの狭い世界でどんどん執着と依存が深刻化してしまう前に外の世界を知る時間が持てて、本当に良かったと思います。
    お料理が良く出てくるので、家でも作ってみたい、飲んでみたい、というものが多いのも、作品の魅力です。

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  10. 評価:4.000 4.0

    サクサク読みやすい

    無料分12話読みました。主人公の彩は22歳の時に両親を事故で亡くしてから親が残してくれた家で高2の真宙と二人暮らし。頑張ってるけど、家もあるし、悲壮過ぎないけど頑張ってるのが読みやすい。病院の院長の長男 要に憧れつつ、次男の颯士の医療秘書として、忙しい颯士に振り回されている。颯士は彩曰く、セレブの食事をしているはずなのに、彩の茶色いお弁当が懐かしいといい、落としたお金を貸してもらったお礼に家で食事する事になる。かなり物言いのきつい腕のいい、外科医って事になってる。病院でしかもオペ中心の外科医は言わばオペの医療スタッフと連携プレするチームのキャプテン。阿吽の呼吸で、患者とオペのスケジュールを組む秘書に、腰掛けとか無駄口叩いて、変に時間使うような奴が患者思いの名医とは考えにくい。とは言うものも、お話はテンポよく、絵もきれい。あと、要先生から颯士の事をさらりと聞いたり、彩の節約料理が口に合ったり、他の医師の愛人話が出たりと伏線を感じるので、物腰柔らかな要は本妻から生まれ恵まれたプリンス、颯士は愛人から生まれた、愛情は受けて育ったけど、それなりに複雑な環境だったりするのかな、などという展開を妄想してます。要には憧れるけど、セレブの彼には距離を感じる一方、彩の節約料理を美味しく食べ、真宙と仲良くして家に入り込む颯士とは距離を縮めているので、このまま、颯士一本になっていくのかな。颯士のツンデレが楽しみな作品です。

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