刺されて、と言う部分の声が揺れていて、ミキが嘘をついている、とオトは言うが、アスは役人が公表したやり口は刺された事で間違いなく、どこが嘘なのかわからない。巫女に嘘がわかる能力が多いのか、とアスが聞くと、多いのは霊視能力、他には予知夢、未来視、オーラが見えたりするが嘘が見えるのは聞いた事がない、とオト。そこにロウが分かりにくい裁判記録の写しを持ってきた。すらすら読むアスとロウが気付いたのは、花街で起こった巫女裁判11件のうち、4件の有罪判決の告発者がオガタで裁判官判事は単独カネヒラ大屋子の組み合わせ、4件とも有罪流刑、マミ、ネル、カチヨとリンカ、戻らなかった4人だった。しかもオガタはマヨを刺した犯人。当時発生した報償金はオガタが受け取った事で、アスは報償金山分け共謀を疑う。オビトも妙に思ったが、報償金の影響で裁判も増え、国内の有罪判決はこの3ヶ月で200件以上、花街の11件に対して4件は不自然だが、200件以上から4件だと偶然と片付けられてしまう比率だと考えている。さらに、オガタはもし、自分が有罪になれば、共謀を暴露しカネヒラを道連れにする、と脅しているだろうから、オガタから共謀の自白を得る事は無理だろう、オガタを無罪にするには巫女判定が必要、と考えるアス。カネヒラがミキにあの娘を巫女だと認めれば、と言い、出自を調べれば、巫女じゃないとわかる、とミキが反論した事を思い出す。
最後にカミヤがオトにアスがかわいくても手を出すんじゃない、サイからアスへ、本能をかわせ我慢だ、という伝言をロウが伝える。殴るなって事か?とオト、痛くても我慢しろって事か?とアス。そういう発想がないところが可愛い、無事に帰って来てくださいね、とロウが笑うと、オトとアスがギュっとロウに抱きついて3人ハグ。つかの間だったけど、大人のロウが来てくれて、子供に戻れた瞬間かな。
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嘘よみと偽飾の王女
049話
第14話(1)