ハディウスが二人とも自由を手に入れたらやり直そう、って言った事を信じて良いのか、ぼ~っと考えるエミリアにシャーロットがハディウスの手紙を持って来た。シッマーで週末お祭りもあるし、夜は旅芸人の演劇もあるから、シャーロットと別荘に来い、という内容。今まで、有無言わせず迎えに来てたのに、今回初めて招待状を送って来た。態度の変化が嬉しいエミリア。以前、周りの目に怯えていたシャーロット、一旦断るが、鳥の羽にハディウスがつけた、心配いらない、魔法をかけてやる、というメッセージが封筒からこぼれ落ちたのを見て、一緒に行く事にした。
わかりました、しか書いてない短い返事を受けたハディウス。ウキウキしてる暇はない。クランビッツの煙突掃除婦が見つけた容疑者は、ジェッソンという父の介護人、クントではベルマーが溶鉱炉製造を開始したが人手不足で2~3ヶ月かかる、溶鉱炉が完成すれば鉄鋼製造は人手を増やせれば一月でできるが人を増やすと、秘密も漏れやすくなる。クランビッツの計画とやらを実行するには鉄鋼が不可欠らしいが、時間とも戦ってる。母打倒の為に特に忙しい時期かもしれないけど、ハディウスは常に何個も案件抱えててる。今はどんなに忙しくてもデート計画してマメにエミリアに会ってるけど、こういうワークホリックと結婚したら、何ヵ月もほったらかしにされちゃうかも。
一方、暇そうなビクトリア、バシリオン•ハウスから、週末は別の約束があるから、別の日にして、という手紙をもらった、前も予定変更したけど、結局会えなかったらしい。ハディウス忙しいもんね。ため息つくビクトリアに週末はシッマーの別荘へ行くらしい、クランビッツ侍女は別荘で結婚式を計画していると噂し、グロージャンは別荘に二人の寝室を作る話をしていた、と侍女が呟く。ビクトリアは喜んでるけど、花嫁はエミリアだよね。まだ、母倒して家督継いでないのに、結婚式の準備までハディウス考えてるんだ。ほったらかしのビクトリアかわいそうだな。
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エミリア~愛なんて関係ない~
061話
エミリア~愛なんて関係ない~(61)