今度は無人の城でグリゼルダに向けて綴るレデムタ会修道士ビンフリットの回想記。石棺も空っぽで中にはクレチマン宛に書いたイネットの8通の手紙。
悲鳴を上げる公妃を無理やり抱く父を題材にヘンリックとイネットの関係を偽造した兄宛の手紙。イネットの再婚1年後にヨハンが受け取った手紙って、イネットがヨハン恋しさに書いた手紙とは全く別物でヘンリックを憎む理由もインドリダソン城を滅ぼしたのも、嫉妬からだったんだ。じじいの暴力の原因として憎んでいたイネットとヘンリックへの見方がずれてる。
時系列的にいくと、イネットが再婚1年後に開かれた宴で大広に切れてヨハンが人質のミロ伯爵の長男の首を斬り、ビンフリットの偽造手紙を手にインドリダソン城へイネットを迎えに行った。1-2か月後バルデマル領民たちは公女についた悪魔が今度は夫だけでなくインドリダソン城を全滅させたと噂し、その後伯爵ミロに攻め込まれ、ヨハンのいないバルデマルは大敗。噂を聞いたこの頃のグリゼルダの体調はかなり悪かった。手紙を偽造せず、姉が去った日のように兄を抜け殻のままにしておけば、起きなかった、グリゼルダに問うあんな事って何?
最後の場面は、インドリダソン城郊外の宿屋の娘が血だらけの場所に青ざめていて、そこにヨハンが現れた。あっちこっち飛ぶから、現在に戻っても、ついていけるかどうか自信ない。
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魔鬼
098話
魔鬼(98)