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悪女の揺るぎない快進撃
料理の美味しそうな香りは、それだけで幸せな気分になります。でも、それをどんな環境で食べるかも重要。
ごちそうは、何を食べるかより、誰と食べるかが大事
本当にそうだと思います。
フィオレの料理は、誰かのための料理。だから幸せを分け合うことが出来て、自分自身も最高の形で祝福を受けることが出来たのでしょう。
呪いを受た令嬢に転生するなんて、まさかの最悪なスタートでも、持ち前のパワーと明るい笑顔を武器に、次々に現れるタスクやミッション、困難をクリアしてゆく。尚子が入ったフィオレは、悪女とはとても言えない令嬢で、思わず「タイトルに偽りありでは?」と言いたくなるくらい、毒気がありません。最高難度の王子、レオナルドが恋に落ちるのも、頷けてしまうんです。
ぽっちゃり女子の持つ、ふんわりとした癒しパワー全開で、最後まで安定の頼もしさがありました。テンポ良く、陰湿になりすぎず、最後までグイグイと引っ張られて読んでしまいました。細かいことは気にせず、楽しく読める作品だと思います。
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ぽっちゃり悪女のレストラン