4.0
すごい割りきっているヒロイン
赤目で生まれたがゆえに不吉とされ、冷遇されてきたヒロイン、マリアティーヌ。忌み嫌われていたわりには、王女として不自由無い生活と、王位継承権も保持されており、放置はされていたもののしっかり育っています。自国が仕掛けた戦争で負けて、自らは処刑も覚悟でしたが、相手国から派遣された宰相と夫婦になり、女王として宰相の傀儡のふりをしながら国を建て直していきます。
おじさんとは言え、宰相はイケメンだし、偏屈だけど人柄もいい。実はなかなかの切れ者だけど、ちょっととぼけた感じのヒロインも魅力的です。話数がもともと少ないので、展開も早く、焦れずに読めます。
しいて言えば、表情が少しかたいかなぁ。
-
1






偏屈宰相、幼妻に篭絡される ~契約結婚でも夫婦は夫婦です~