5.0
引き込まれます
失くしたものを見つける宿、それは形あるもの無いもの人それぞれ、とても大切なモノ。
最初は失せものとは失くしたモノなのか亡くなった者なのかわからなかったのですが、亡くなった者が宿で何かを見つけこの世に区切りをつけて旅立つまでの出来事を描いたお話だと思います。
宿を訪れる人は素敵な人ばかりとは限りません。でもその人それぞれの人生エピソードにどのお話も涙が流れます。
最後はマツウラはそんなキャラだったのかと私はなんだかモヤモヤが残りましたが、そういう繋がりだったのかと、最後まで引き込まれっぱなしでした。
以前単行本で読んだのですが手元にないので、こちらでもあるのを知り少しずつ集めたいと思ってます。
人がたくさんいるところでは読まない方がいいかもしれません。
涙が止まらなくなります。
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