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悪女扱いされた令嬢の回帰後の想い
陽気で明るいアメリア嬢と、質素で口数の少ないミーシャ嬢は、同じ刻をして生まれ、25歳の審議の刻に、悪女の巫女か、聖女の巫女かを定められると言うが、アメリア嬢の口車に載せられて、ミーシャ嬢は25歳のその時を待つ事なく、王子によって命を絶たれて仕舞う。処が、その瞬間に7年前に回帰し新たな刻を過ごす事となる。精霊リューネと、心根の優しい侍女のソフィと共に、新しい刻を歩み始める。その時の一言や何気ない仕草が、彼女の印象を変えて行く事を実感するミーシャ嬢だった。王子の誕生を祝うパーティでのファーストダンスの順番をアメリアに譲ったり、ドレスを変えてみたり、更には自らの思いをハッキリ口にしたり、する事で、回帰前とは大きく異なる動きが見えた。この先、7年後にはどの様に変わって行くのか見落とす事は出来ないだろう!
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悪女にされた銀の聖女は二度目の人生で溺愛される