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アルガン帝国の唯一の皇族は何を求めるのか
全盛を極めたアルガン帝国は、今や滅亡の寸前にある。唯一の皇族であるエリザベートは、敵軍のキルスタン卿に囚われの身となる。そして、この場で自決か、首都まで連れて行かれ裁断の刑に処せられるのか選べと告げられる。未だに帝国の復興を諦め切れていないエリザベートは、その場での自決を破棄し、無事に首都まで連れ帰られる道を選ぶ。そこに一縷の望みを抱いて。当然、キルスタン卿を如何せんかと画策を懸命に思考しながら。この2人のやり取りの言葉1つの、重さがヒリヒリと伝わって来る様で、この先が楽しみでなりません。
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これはあくまで契約結婚