コダック2世さんの投稿一覧

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評価1 10% 3
1 - 10件目/全27件
  1. 評価:5.000 5.0

    続くものだけが宝物ではない

    学生を終えてだいぶ時間の経った人間だが、ふと気づくことがあった。
    ずっと続く友情だけが、宝物ではないということに。
    自分を作っているものは、ヒモのように継続的な形のものではなく、思い出や経験の無数の粒の集合体だ。
    今はもう、どこで何をやっているか分からない同級生の方が多いけれど、だからといって一緒に過ごした時間が無意味に、要らないものになる訳では決してない。
    むしろそのなんだか恥ずかしいくらい綺麗な記憶は、薄暗い自分の内側を照らしてくれる宝物の一粒であり、今の自分の「良くあろうとする部分」を陰ながら支えてくれている。
    まったく疎遠になっても、その小さな宝物を含んだまま生きているのは間違いないのだ。
    だからこの物語の結末は、無情と受け取る人もいるかもしれないが、私はとても腑に落ちた。

    根本的にあらゆる意味で違う2人が、スレスレまで近付いて、確かに何かを共有した、、、あの映画のシーンは、奇跡に満ちたワンシーンだったと思う。
    シュールすぎる絵面なのに、かつ美しすぎて鳥肌立った、、、私の漫画史上10本の指に入る名場面だった。
    結末から振り返ると一層あのシーンが意味を持つ仕掛けに、唸ったし、心打たれた。

    思い出すと胸がキュっと締め付けられるくらい、眩しい喜びに満ちた時間。分かり合う努力をやめてしまった苦み、友人が去っていく寂しさ。
    読者の期待に満ちた眼差しを見事に裏切って、美化することなく描き切った作者さんの姿勢に、ただただ脱帽。
    少女漫画ファンだけでなく、少年・青年漫画や小説の好きな読者層にもお勧めしたい、味わい深い作品,

    • 1
  2. 評価:1.000 1.0

    普通とは言えない嫌な奴ばかり

    自分の知ってる高校生は、
    普通にいい子8割、ちょっとキツいけどいい子1割、あんま喋らないけどいい子1割 くらいの割合やった。
    でもこの作品に出てくる高校生は胸糞な奴が9.8割くらい、普通の子が2%くらいしかおらん。
    どこが普通の高校生活やねん。
    高校生、もっと優しいし友達思いやし、精神的に自立してるて。こんな低レベルではないよ。

    生理の話。ああいうとこな。
    内気とか大人しいとか関係なくて、自分の頭で考えられるかどうかの問題やと思うよ。
    ハイク欠席するなり先生に相談しておくなり、早めにトイレ行きたいこと伝えておくなり、いくらでもできることあるやろうに、、、
    言えなくて〜勇気出せなくて〜で結局助けてもらう前提の典型だと思ってしまう。
    陰キャでもちゃんとした子はいっぱいいる。
    主人公なのにウジウジしてて全然自分から動かないけど、大人しい=何も考えられない じゃないと思う。

    これだけなら⭐︎2つに止まったけど、1話があまりにも短すぎて、、、もう色んな意味でみみっちくて笑いさえ込み上げる。
    よほどの事がないと付けないんだけど⭐︎1つだわ。すみませんね。

    • 0
  3. 評価:2.000 2.0

    良いのは設定だけ

    未来から手紙が来て、不幸を回避する設定自体は別にいいと思う。
    でもそれ以外が私には全く刺さらなかった。
    それもこれも、主人公がウジウジしすぎてて受動的でひたすら共感できなかったから。
    カケルの命がかかってるのに、しかもどうすりゃいいか手紙にヒントが書いてあるのに、少しの勇気も出せず自分の気持ち優先な場面の数々。優しさも強さもある友達に囲まれて、何もしないで甘ったれてるだけの主人公。
    一体どこに感動すりゃいいのか、、、
    お友だちが優しく励ましてくれて嬉しい!ステキな男の子2人に好かれてキュンキュンする!…って全部誰かに何かしてもらってなんぼの感動だよね?
    臆病や恥を投げ打って、時には自分の夢や人生を犠牲にしてでも、相手のために行動するのが愛なんだよ。オバチャンの心は、そういう愛でしか動かされないんよ、、、
    主人公の行動原理は私から見りゃ、ほぼ自己愛に見える。
    だからこの物語じゃ、心は動かなかった。

    • 2
  4. 評価:4.000 4.0

    新しい読者を得るにはいいかも

    白黒版を愛読しています。
    デジタル作画、携帯漫画の時代ですね…!
    カラーのスクロール漫画しか読まない層も出てきている中、良作をカラーにしてより多くの人に読んでもらうのは時代の流れ的に必然なのだと思います。

    でも、原作のモノクロファンとしては、カラーでこの作品を好きになった人も、できるならモノクロの方も試しに読んでいただきたいと言いたい!
    この作品の良さの多くは、作者さんの確かな画力に拠るところが大きいと思うんです。
    線だけで立体感や奥行きが表現できる圧倒的なデッサン力、多彩な表情の表現力、モノクロだとそれがモロに伝わって来ます。
    それこそこの作者さんの個性だと思うんです。

    パッとワンタッチで塗りつぶしできる現代の作画事情、絵がそれほど上手くなくてもなんとなく見れる作品には仕上がります。
    でも、スピード感を重視するとどの作品も塗る方法が同じになり、作品ごとの個性は失われてしまう気がするんです。
    どの顔も均一すぎる肌色で塗られ、せっかくの確かなデッサンによる奥行きが、平坦なものになってしまう、、、
    もう、勿体無いの一言につきます!!

    でも、これからの時代に向けてカラーにするという作者さんのチャレンジは応援したいです。
    自分の好みは別として、、、
    だから、カラー読んだ方は是非、モノクロ版も手に取ってみてください!

    デジタルは日々進歩しているので、作者さんの唯一無二の作画の魅力を生かせるような彩色を簡単にできる時代がそのうち来ると思います。
    時代に乗るのは大変かと思いますが、心から応援しております。

    • 16
  5. 評価:2.000 2.0

    えーこれ人気なの?

    評価が高かったから読んだけど。
    主人公も相手の男の人も、ずっと心の中だけで喋ってる感じ。ろくにコミュニケーションとらないで、エライあっさい愛やな。
    挙げ句の果てには、勝手に相手のことを決めつけて何も話さず離婚っておいおいおい。
    結婚ごっこ、離婚ごっこにしか見えないよ。
    なんだかすれ違いを履き違えてる。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    この作品自体が、晴れやかな交響曲のよう

    全話無料がきっかけで、はじめて読みました!
    こんなに素敵な作品を知らなかったなんて。高校生もので感動したのは久しぶりです。
    無駄に長い作品、惰性で続いている作品はいくらでもある中、このお話は絶対この長さが必要だったと思う。
    作品の長さ=つばさたちの頑張った時間の重みに感じるから。
    努力や築いていく絆が、降り積もってどんどん色を増やしていって、最後には壮大な音楽になるような、読み応えのある作品でした。

    漫画だからってわざとらしいありえないエピソードが、ほとんどないところもよかった。
    盛り上げるためのあからさまな当て馬とか、現実味のない悪女とか、客寄せのためにちょいちょい挟むエロとか、そういうのがなくて清々しい。
    ただひたすら、部活に明け暮れる日々、、、
    上を目指すからこその自分の無力感や、強豪校ならではの理不尽。辛いことを温かい涙や笑いに変えてくれる仲間。
    何かに打ち込むって、それだけでドラマなんですよね。
    些細なエピソードに、何度涙腺崩壊したことか、、、
    読み終わって、つばさたちの演奏してきた曲を聴いてみると、なんだか涙が出てきます!
    宝物のような高校生の時間を、体験させていただきました。ありがとうございました!

    • 6
  7. 評価:2.000 2.0

    かわいさも面白さもまったく分からん

    地味で目立たない男の子が
    顔のかわいい胸もアレな不思議ちゃんから何故か気に入られる
    そういう願望を描いたものというのは分かるけど
    登場人物のズレ方が自分のツボからかけ離れすぎてて、何がかわいいのか面白いのかまったく理解できない。
    数学の教科書を借りて歴史の教科書をお返しに貸す?ん?面白いか?
    初対面の主人公に顔がひっつくくらい近づいて喋りかけるとか、、、人によっては魅力的な行動なんですかね。自分には全然分からん。
    不思議ちゃんが好きな層にはたまらない設定なのかな?
    面白くもなんともない、不思議っていうか現実味がない、闇も病みも感じない、地雷系ですらない、、、妄想の女の子にしか見えなかった。

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    ありふれた設定なのに読ませる!面白い!

    年下イケメンと美人な先輩…よくある設定は、かえって実力がモロに現れると思う!この作品は間違いなく、実力がある作者さんの手によるものだと思った。
    使い古された設定なのに、全然「またか」って感じがせず、ちゃんとこの作品固有の新鮮な空気感があって、どんどん読んでしまうフシギ、、、
    それは、会話やキャラクターに無理がなく、ちゃんと登場人物が息づいているからじゃないのかな。
    無駄にかっこいいだけじゃなくて、等身大の要領の悪さ、ダサさも持っている年下男子。←そこがかわいい
    美人で賢いが、どこか刹那的な割り切りを覚えてしまっている、主人公。
    うんうん、どっちもちゃんと「いそう」だわ。そして会話も普通の若い子っぽく超自然。
    極端に性格悪い元カノや、やたら強引な当て馬も今のところ出てこない。漫画の世界じゃそういうのがむしろありふれててお腹いっぱいやから、出てきてない点がめちゃめちゃポイント高い笑

    正直ヨンハンは、ワンコには見えても超絶イケメンにはあまり見えないけど(自分の趣味的にはですスミマセン)そこも含めてかわいくて好き笑
    続きも楽しみにしてます♪

    • 7
  9. 評価:3.000 3.0

    ホラーとしては○、ミステリーとしては×

    作画のヘタウマ感も手伝って、ホラーとしては独特の不気味さがあった。特に、画面の中の黒の存在感がとても効果的で、ドキッとさせられる画もたくさんあった。
    最初はその世界観だけでも面白く読めるのだけど、話が進んでくるとおや?と思う。
    この作者さんは前振りがとても上手くて、謎の答えがどんどん気になって読み進めてしまうのだが、いざ秘密の暴露の段になると、拍子抜けするくらい単純でがっくりきてしまう。
    壮大な前振りのあとのオチが、いちいちショボい。
    散々謎を盛り上げておいて、実は嫉妬だったんだ!愛していたんだ!のような展開は、火サスのきんたろうあめ展開と同じ。
    読んでいる間、何度ガッカリしたか分からない。
    和製純文学の雰囲気を踏襲した愛憎劇、という独特な世界観は面白かったので、ミステリーのハリボテ感がものすごくもったいなく思えた。
    余計なお世話かもしれないけれど、謎解きの部分だけを考えるブレーンがついたら、すごい作品になるかもしれないと思う。それくらい、漫画としての話の持って行き方はは上手いと思った。

    それでも、もしかしたら最後には素晴らしいオチが準備されているのかもしれない。
    なのでできれば、完結まで追い続けたい。

    • 5
  10. 評価:5.000 5.0

    若者の向日性に心が洗われる

    学生が主人公の作品って、あ〜若い(幼い)な〜、感性にギャップ感じてついていけないわ…というものもある。
    でもこの作品は、理解できない異質な若さではなくて、かつて自分もそこにいた世界、忘れてしまっていても確かに今の自分の一部を作っている世界が描かれているように思える。
    だから、今はもうくたびれてしまったおじさんやおばさんの方が、グッとくるのかもしれない。
    忘れそうなものをもう一度見たくて。
    みつみの、本能に近い向日性が、まぶしくて美しい。素敵な作品だと思います!!

    • 2

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