ぴえ〜る♪さんの投稿一覧

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1 - 6件目/全6件
  1. 評価:5.000 5.0

    ついに完結

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    無料クエストから読み始めました。だんだんと興味深くなり、コミックを読みながらも待ちきれずに小説版も゙読みました。

    ここからは完全にネタバレなのですが、

    小説版は継母と姉が没落したところで終わり、主人公(雪子)が娘と一緒にお菓子を作りながら、お腹にいる二人目の子どもを愛おしむ場面で終わりでした。
    コミック版は、継母らの没落後の話もかなり創作されています。それを発展と取るか蛇足と取るかは読み手次第でしょう。私はあって良かった話もあると思いつつも最近は少々原作から離れすぎるようにも感じ出していたので、良いタイミングで完結したなと思います。
    ただし、従業員の教育環境を整える話とか夫(嵩也)と彼の双子の弟(真爾)との繫がりとか消化不良に感じる部分もあります。あと娘の名前!!…まぁ読書の感性に委ねてるのかもですが。

    大正という時代設定と作品の雰囲気がうまくマッチしていたと思います。古い時代と新しい時代が混じり合い入れ替わっていく様が、没落する者と幸せを塚村者との対比を通して描かれています。
    そして最終話は昭和3年という微妙な時代。小説版と同じ穏やかなラストシーンながらも、その後の激動を知りながら読むと、また違った読後感も゙生じます。どうか幸せが保たれますように…

    終わってみると、やはりロスも゙感じますね。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    小説版を読みつつ

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    マンガも読んでいます。
    単純なコミカライズではなく、小説にはないエピソードがふんだんに盛り込まれて別の作品とさえ言えそうな程です。
    ですがマンガの話の膨らませ方が素晴らしく、個人的にはこちらの方が好きです。

    最強の剣士ながら全く自分の力に自信が持てない主人公ベリルと、彼を慕う弟子たち。その中でも最高に出世したアリューシャはベリルに恋心を抱き、彼を日の当たる場所へと向かわせます。
    恋愛要素もあり、剣技のぶつかり合いや戦いも迫力があり、本当に素敵な作品になっていると思います。

    小説版と合わせてどちらも堪能していきたいです。続きがとても気になる作品です。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    ドラマを見て気になって

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    WOWOWのドラマを見て読み始めました。
    門脇麦さんと作間龍斗さんが脳内で再生されますが(笑)、いち日さんと周さんの雰囲気ととても重なります。

    マンガの方がお互いのすれ違いや心の揺れが深く描写されていると思います。戦後間もないころに、自立した女性になるのが大変だった時代背景もでてきます。
    いち日さんの強いところと弱いところ…周さんや他の人物とも絡みながら興味深く読んでいます。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    キレイ…色んな意味で

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    単純に絵のキレイさに毎回目を奪われます。とくにアナトールの風景と水。滴がとても美しく描かれています。
    陰影も写実的で、光が当たっている部分や発光している部分は本当に綺羅綺羅しく幻想的でさえあります。

    そして登場人物も魅力的です。
    マクシミリアンって通常は男性の名前なんじゃない?…ってのは置いといて、彼女の心の動きが的確に描写されます。生育歴に由来する自己肯定感の低さゆえに、夫リフタンの愛情で少しずつ前を向きながらも何かにつけて自信を失ってしまう心の揺れがとても繊細に示されていると思います。

    リフタンの一途さは神聖さすら感じさせます。マクシミリアンに対する無限の愛、まさに「魔巨」の如くに湧き出してくるようです。

    さらに使用人たちも根っこの部分ではマクシミリアンを受け入れ支える気持ちを持っています。
    なぜ結婚後3年も領地に来なかったのか…という不満を持ちつつも、マクシミリアンの弱さを極力好意的に見つめようとする彼ら・彼女らの心性もキレイだと感じます。


    ルークがマナを注入して芽吹いたオークの樹が物語にどんな奥行きを与えてくれるのでしょうか…
    一応このお話は大まかな結末まで知ってはいますが、コミックが(小ネタも挟みつつ)どう描いていくのか、とても楽しみです。

    • 3
  5. 評価:5.000 5.0

    今更ですが読みました

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    NHKのドラマで見てずっと原作を読みたい気持ちはあったのですが、ようやく読みました。面白さは分かっていましたが、原作ならではの奥行きを改めて見つけられました。

    この作品でホッとできるのは、何だかんだ言って過去と現在を行き来し続けること。もちろん時空に対する負荷があるのですが、結局クリアしてしまう尊(たける)が尊い。
    外伝的な最終話も息子の久永(ひさなが)が現代へ往復してきた話だし。何かにつけて速川家の皆さんと主人公・唯(ゆい)はつながり続けている。『今生の別れ』を思わせる重い展開がかなり排除されていて取っつきやすい世界観になっていると思う。

    なんと言っても完結しているのが嬉しいです。私のようなせっかちさんには、一遍に全話読み切れるほうが向いている気がします。

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    面白いです

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    よくある設定ですが、テンポがよく面白いです。主人公への感情移入を引き出すために周辺の人が必要以上にクズ設定されるのもお約束。そう思えば、幼なじみの情けなさ・勇者のカスっぷりもまあ何とか。
    一方で、金持ちの道楽息子(ひらたく言えばバカなボンボン)と思わせといて実は…的なドンデン設定もあり、なかなか良い意味で裏切ってくれます。

    ただ…続編がなかなかアップされません💦。楽しみにしてる作品なので、早く続きが読みたいです。

    • 2

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