いちごとあんこさんの投稿一覧

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評価1 6% 22
11 - 20件目/全60件
  1. 評価:5.000 5.0

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    あー、どこにどう徳を積めば恋ヶ窪くんに出逢える素晴らしいチャンスが落ちてるんですか?

    しかも全部初めてなんでしょ?
    コレ基準にしちゃったらさ、もう絶対他の男性じゃ物足りないから無理でしょ。綺麗で美しくて、頼り甲斐があって女性のリードもスマートで驕りがなく恋人の瑛子ちゃんが誰よりも大好きで優しい。
    それでいて、男性ならしていない彼女のペースに合わせて待っていてくれる心の広さと器のデカさよ。ガツガツしなくてもこの人なら引く手数多だから、他にガンガンやってくるけど目移りしないのよ。
    ちゃんと紳士なのよ。ここでお預け食らっても焦りなどないのがまた素敵なのよ。
    それでいて、たまにくる無意識で繰り出す瑛子から出すかわいい攻撃もちゃんと食らって頬染めてくれたりするわけよ。またかわいい。

    どちらも同じくらい可愛くて愛おしくなります。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

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    原作はあったようですが、現在は読めません。
    コミカライズに際して読めなくなったのかな?
    でも、このコミカライズ大成功だと思います。

    絵が綺麗!細やか!それでいてリュカかわいい!
    庇護欲が掻き立てられる愛らしさってこのことね。
    アナベルも可愛いんだけど、リュカの方が可愛い。男の人に可愛いってアリだな、このまま押し倒したい騎士様って素敵で無敵じゃないの。

    基本的にコメディ。呪われているリュカの呪いを解くべく力が減っていたはずの聖女のアナベルが彼を救うべく奔走する。でもはちゃめちゃで楽しい。
    そこらじゅうにツッコミ入れたくなる要素が詰め込まれているし、呪いを解かないといけない話なのに決して暗くなってない。コミカルに話が進んでいくので時折やってくるアナベルとリュカの頬を染めてしまう展開もほのぼのと見守ることができる。

    今は他社さんである程度一冊ずつ読むことができる作品ではあるので、そちらで序盤を読ませてもらってから足りないところを課金することをおすすめ。無料分はそちらの方が多いのでここで切るのか!っていうのはないかな。ちょっと試し読みさせてもらってからこの流れを確認しつつ読むべし。

    完結してる話なので、ふたりの幸せな未来はもう確実。大聖女にまでなったアナベルが離してもらえるかどうかはわからないが、リュカには離してもらえなかったようなので…ふふふ。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

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    原作があります。
    コミカライズされたものより原作の方が好きかな。絵は中身が若干白いです。もう少しキャラクターを書き分けてもらいたいなという気持ちはあります。どれがギルバートかわからなくなるから。

    よくある秘めたる魔力が王子様と出会ったことで、素晴らしく目覚める!とか、そういうよくある話ではありません。彼女には魔力はないまま終わるので魔法を使えるようにはなりません。

    ギルバートがソフィアを見初めて未来の妻とし、その思いに応えるようにソフィアが自分の力で立ち上がり、虐げられてきたシンデレラが王子様のギルバートとと出会えたことで人生が好転していく物語。

    序盤はよくある叔父叔母からの虐め。乗っ取り。
    従姉妹であるビアンカに婚約者も奪われる。
    殆ど何も持たせてもらえずに家を追い出されるも、隠してあったわずかな荷物を入れたトランク一つを持って街を彷徨い、頼るあても眠る場所もお小遣い程度しか持っていないソフィアが宿を取れるはずもなく、王家で管理している森なら獣が出ないように結界が張られているので野宿よりはマシ、と逃げ込むところから始まる。そこで殿下と馬で駆けるつもりだったギルバートに保護されて庇護を受ける。
    ギルバートは触れると魔力の揺れから心の内側を覗くことができる力を持っていて、ソフィアに魔力が何もないことを触れることで知る。
    魔道具の使えない彼女のために自室を貸し、世話を焼いて傍に置いていたが、家を追われ居場所のない彼女が自分でも何かしたいと仕事を欲しがる彼女にメイドとして居場所を与える。
    彼女の内面に触れるうちに心惹かれていき、魔力のない彼女に触れても、決して心の内面を覗くことのないただ触れられる存在に癒されていく。
    そしてソフィアはソフィアなりにギルバートに惹かれていき、求婚を受け入れ隣に妻として立つために強く美しく成長を遂げていく。
    叔父夫妻の暗躍や犯罪、両親が亡き者にされた経緯なども徐々に明らかになっていき、過去と向き合いビアンカとも年月を経て向き合えるようになって、ただギルバートや公爵夫妻に護られているだけの、飾られたそこにいるだけのお嬢様では決してないソフィアが眩しくなっていく感じがする。
    両親が遺してくれた爵位を継いだ上で領民の生活を案じ、領主としても強くなっていくソフィアをどこまで描いてもらえるかわかりませんが素敵な話なので原作通りにして欲しい。

    • 5
  4. 評価:5.000 5.0

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    原作読んでもらいたい。
    コミカライズされてもまだ読める作品なのは
    原作がしっかり面白いから。

    しっかり意思をもって言い返すことのできる、頭の回転の早いミネルバ。王太子妃になるはずだったのだけど、異世界から来たわがままボディのセリカの出現によって、代わられてしまった。ここでセリカが才能溢れ王太子妃として代わりになるためのお妃様教育をきちんとこなせるだけの能力があればまだ救いがあるのだけど、こういうコミカライズだからまるでできないと相場が決まっている。
    王太子のフィルバードが可愛さ余って甘やかすだけでちっともお妃様教育が進まないのは、セリカ本人中身までわがままで教養がなくて常識がないから。それでいてすぐに後先考えずにカッとなって行動をして、国のためにとか王太子妃として、とか考えることのできない、技量も器量も足りな過ぎる人。

    フィルバードが敬うべき皇帝ルーファスにも声を荒げ敬うことすらしない。挙げ句の果てにミネルバが教えたはずなのに、その知識を教えられてなかったので、とミネルバのせいにする始末。しかも突き飛ばしてその始末すらできない。
    王太子妃として責任を問われ謝ることになっても、それでも淑女らしく謝ることすらできない。まるで中身はお子ちゃまな異世界人のセリカと彼女を疑うことすらしないフィルバードとのやりとりはこの先ももっと深く続く。
    国王と王太子たち、そして国の根幹を揺るがす大事件を企てた黒幕の話が進み、やがて従わざるを得なかった人たちがわかっていく。
    ただ単にザマァな展開となってスッキリするのではなくて、もっと深くミネルバとは付き合っていくことになるのでまた面白い。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

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    コレ、是非原作も読んでもらいたい。
    コミカライズされてキャラクターがわかりやすくなって、アニメ化されてキャラクターに声と動きと、細やかさと奥行きが出たので、アニメ化される作品ってこんなに面白いんだと実感できます。

    姉の背中に隠れて何もしなかったミアが
    一番成長し一番傷ついたかもしれない。

    フィリアにとっては、他国に売り飛ばされたことで自分が見てきた世界の狭さを知り、様々な人と出会って自己肯定感を得て視野が広がって、自分の力だけで全部何とかしようとしていたことを他人に頼ることを知れたいい機会でもあった。楽しいことも嬉しいことも、今までに知らなかった感情全てを得られる違う世界に出してもらえたのは、フィリアにとって幸運だったに違いない。
    残されたミアも姉のための復讐心だけではなく、自分らしく国を守り、味方を作り、踏ん張ろうとする力を得た。自分の無力さを感じながら。
    出てくるキャラクターも魅力的で、どうしてフィリアが冷遇されることになったのかも理由がわかり、どうしてそれほど苦しい修行をフィリアが積まなくてはならなかったのかもわかっていく。

    ちゃんとユリウスのこれほどまでない断罪と国王の威厳の強さとカッコ良さ、今まで引きこもっていて、このままでは負け犬にすらなれないとミアに発破を掛けられて、立ち上がる勇気を見せてくれた第一王子の頑張りも見どころではある。

    ユリウスの断罪までがこの作品の見どころではなくここから国を本当に救うための姉妹を含めた全員の真の戦いが始まる。
    絵柄がとても綺麗なので、じっくりゆっくり読んでいってほしい。アニメ化はまだまだ序盤なのでこれから見ても十分追いつけます。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

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    山口くんは悪くないぞ。
    全然ワルくない。むしろ真面目。そして紳士。

    よくあるクラスメイトとのラブストーリーなんですけど、コメディはなし。ふたりのように真面目。無料分までではですが、ライバルもなし。
    山口くんと仲良くなりすぎたい男子は出てきますが、皐ちゃんのクラスメイトの仲良しの子も出来てくるので、このタイミングで彼は邪魔だなと察したら連行してくれます。

    何より山口くんは皐ちゃんの気持ちをまず大切にしてくれるので、とても好感が持てます。名前で呼ぶのもふたりきりの時だけ、と決めたらちゃんとその通りにしてくれるし、しかもここぞという時だけ。

    皐ちゃんも察してちゃんじゃなくて、ちゃんと言うべきことは言える子。山口くんが体調不良で休んだ際もお見舞いに行ける勇気もあるし、夏休みに彼の実家に友達とともに遊びに行ける強さもある。

    穏やかにふたりを取り巻く仲間との日々をドキドキしながら読むことができるのでおすすめです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

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    この話は長いです。まだ序盤です。
    原作があります。そちらもかなり素敵です。

    私の中でのアニスもレクトールももう少し綺麗。
    なんて言うんだろう、キラキラしてるところもっとイケメンなのに足りてないだろうな、画力の差?
    オースティン神父だってこの後大活躍なのに全体的にパロディ絵柄でなんだかな。加護持ちの魅了まである凄いスキル持ちなのに。ロロは可愛い。でも、ロロ魔獣だからな。にゃーって言うけど魔獣。

    この後癒しの力が本物なのが城内でも発揮されて、本当にこの小娘聖女だったのね!ってなってからはやっぱりレクトールって王子だから好きだった人がいるわよね、嫌がらせされるわよね、があって。
    その後やっぱりまとめて狙われる機会があって。
    満を辞してヒメがやっぱり全力でやらかしてくるので、レクトールが大ピンチになるのですが、そこはアニスがちゃんと癒しの力を最大限に発揮して助けてくれるので、安心してもらいたいのです。そして、やっぱりそこまで癒しの力のスキルレベルアップしてしまったからには、国をあげてアニスを保護しなきゃいけなくなるわよね。ってなるので。
    お相手はもちろんレクトールだけど。
    初めから離す気がなかったのは明白なので。
    ツンデレなアニスもちゃんとレクトール大切にしてくれるし、レクトールはアニスのために手を尽くしてくれるところもあるので、ちゃんと完結されたら一気に読みたいな。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

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    「折れない欠けないへこまない、打たれ強さは世界一! このミスリルに何でもお任せください!」

    本当に強かったわ。色々な意味で。
    絶対に原題の「ミスリル令嬢と笑わない魔法使い」の方がいいと未だに思っているのだけど。

    こちら他社でもコミカライズされてる作家さんで、「戦闘用奴レイですが〜」って作品も素敵です。
    どちらも強いヒロイン。負けないヒロイン。それでいて芯の強さも素直さも持ち合わせてる。
    原作も程良い長さでどれもこれも読みたくなるので時間があればぜひ。この作品もあります。

    ミスリル令嬢と言えばいいのか、ミスティとも呼びたくなる彼女は冒頭の台詞と共に宮廷魔法士団、紫水のお掃除係として住み込みで働きに来た。
    彼女自身は子爵令嬢で、元婚約者が浮気して市中で婚約破棄を言い渡したので了承。嫡男である弟が今後要るであろう給金を稼ぐべくやってきた。
    後ほどこの婚約破棄してきた伯爵家次男とその場にいた浮気相手の尻が軽い伯爵令嬢とともにザマァな展開がきちんと設けられているのでお待ちを。
    紫水の仕事を一緒に手伝ってくれたり教えてくれる「氷の貴公子」アルフリード様(公爵家次男)と、真面目に掃除をこなすうちに距離を縮める。
    他に採用された同僚や、アルフリードとの仲良さを妬むものからの度が超えた嫌がらせを躱わすうち、お互いに好意を持つようになっていき…!
    しかし、ミスティとの仲を深めていく彼にも決して誰にも言えない秘密があった。

    というお話なんですけど。

    めっちゃミスティ強いんですよ。物理的にも。
    そこらへんにいる騎士団たちよりハンパなく強い。
    それでいて凹んだり悲しんだり嘆いたりしない。
    そのまま受け流す。相手にすらしない。
    一度度が超えた嫌がらせをされた際にはアルフリード様がきちんと記録していてそれを元に王家から沙汰が降りたくらいの酷さだったけど、彼女泣いたりしなかったし、騎士三人投げ飛ばしたから。
    これを機にアルフリード様から守られるようになり彼女の底抜けの明るさにも救われた思いがした。
    本当にミスティって明るくて強くて物怖じしなくて人懐っこさも持ち合わせてて。誰からも好かれる、誰からも愛される女性で眩しい。
    アルフリードと恋仲になってからはふたりの良さが増幅してなお素敵になったので、コミカライズでもきちんと描かれるといいな。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    ジェラルドアビゲイル

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    ジャンル的にはラブコメ。
    しかもコメディ色がめちゃ強い。それよりも魔王だったアビーちゃんの面白さと強さがハンパない。
    それでいて知識の幅広さと言ったら。

    前世が魔王っていうインパクトはもちろんのこと、魔王だった頃の記憶も残っていて、時折ジェラルドに話すことがなんか物悲しい中身だったりする。
    アビゲイルがそんなつもりは毛頭もないことはわかるんだけども。
    素直で嘘つかなくてジェラルドの仕事や民のために役に立って、義両親や義兄夫妻の心をサクッと掴んで離さない。そしてめちゃくちゃ可愛がられるんだけど、読んでる私でも可愛がる気持ちがわかる。
    お茶会などの社交の場には向かないけど、領地経営については素晴らしい。魔王の頃からの知識と経験に加えて、ジェラルドの元へ来るまで実家で担わされていた経験もあって、頼りになる存在なのに根底にあるのはコメディ。ずっと笑っていられる。
    コミカライズされたこちらも好きだけど、原作ももちろんアビゲイルが振り切っていて可愛い。ジェラルドも自覚なく甲斐甲斐しくて笑える。両方オススメなのでぜひ読んでみて欲しい。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

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    映画化されたのを知ってタイトルをどこかで見たと思っていたのがこれでした。映画を観た訳ではありませんが、山田くんはもっとカッコいいと思う。

    ネットゲームで知り合うってイマドキだな、と一瞬考えてしまった自分を物凄く詰めたい。チャラいのかなと思ってしまった浅はかな自分を。
    山田くんは物凄く紳士で真っ直ぐだった。
    嘘をつかないというか。飾らない強さ。
    茜ちゃんも大学生なのに擦れてない。この子も真っ直ぐで柔らかい。陽だまりのような暖かさ。
    人懐っこくて、困ってる人を見過ごせなくて、あの笑顔がまた可愛くて。その仲間たちもまたいい。
    誰もが真っ直ぐ。嘘つかない。
    自分の気持ちに正直。たまに傷つけたりもするけど逃げたりはしないで向き合う。自分の心と。
    仲間が増えていくけど、それも軽いノリで増えたりするのではなくて、徐々にゆっくり。
    ネットで出逢う人への注意喚起も忘れない。

    途中からこの仲間に少し混ざりたい、と思うようになってしまった。本当にモブでいいから。誰かとくっつこうなんて烏滸がましいことは言わないから。茜ちゃんと山田くんを取り巻く仲間の中にちょっといさせて欲しくなる暖かさ。
    どこがこの話のゴールなんだろうな。結末がわからなくてワクワクするのってなんかいいよね。

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