いちごとあんこさんの投稿一覧

投稿
300
いいね獲得
185
評価5 17% 50
評価4 32% 97
評価3 29% 88
評価2 15% 44
評価1 7% 21
11 - 20件目/全46件
  1. 評価:5.000 5.0

    ドラマも観てました。
    それでもやっぱりいいですよね。

    私も2人産みましたが、帝王切開です。
    低置胎盤でした。お腹の傷は一生消えませんが、上の子供が小学生になってから、ママのこの傷跡からあなたが生まれてきたのだと話ができました。
    子どもたちは不思議そうに私のお腹の傷をそうっと撫でてくれました。それだけで嬉しかったです。

    どのお産もすべて命懸けです。身動きの取れない、今までで生きてきた中で一番痛い麻酔を打たれて、気絶しそうな朦朧とした意識の中お腹を思いっきり押し込まれて出産。生まれた時刻を助産師さんが言っているのを遠くに聞きながら生まれたのを実感。お腹が張り止めを倍量飲んでも効かず、予定日より1週間早く出産したのでバタバタでした。
    そのままNICUのある病院にすぐ搬送されたので、抱っこできたのは保育器の中、たくさんの管を繋がれた痛々しい姿の子ども。未だに忘れることのできない気持ちになりました。母子同室だったはずなのに同じ部屋に子供がいない寂しさは堪えました。
    下の子は予定日通りにサクッと。お陰で母子同室で親にも即日会わせることができました。
    私が経験しただけでも二例。全く違うお産。
    どれも痛かったし、普通じゃなかったし。

    流産を経て2人目を産んだので、無事生まれてきてくれるだけで丸儲けでした。それだけで良かった。毎年、手術をした日になると、言い表すことのできない気持ちになります。言葉が足りない。
    手術をした日に、お腹に向かってまたあなたに会いたいから、秋くらいにこのお腹から生まれてきてね、と伝えたのですが、2人目が生まれたのは夏の終わりでした。
    慌てて生まれてきてくれたのだと思っています。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    おぼっちゃまになぜか好かれてしまい溺愛される系のヒロインにしては強くて聡明で好き。
    彼もきちんとする順番は守るし、無理やりな感じがしないのは有難い。祖母のお見合いの場でほとんど話をすることなかったふたりがこういう関係になるなんていうのも面白いし、ヒロインの仕事について手を抜かずに描かれているのも好き。

    ストーリー展開にあれ?っていうのがないのが本当有難くて、よくガッカリすることもあるんだけど、この作品には嫌な人も出てこないし、優しい同僚に囲まれていて、彼もきちんと気持ちを伝えてくれるのに押し付けがましくないところも高評価。
    穏やかに読める作品だからこそ、次の日も読みたくなるというか。完結まで少しだけ残して無料分が終わってしまうけど、続きを読んでも嫌な気持ちにはさせないだろうな、という安心感はある。

    お見合いで、相手も資産家のご子息で、嫌味がなくそつがなく周りへの配慮が欠けることもなく。
    すぐに体の関係に陥るとかもなく。きちんとお互い惹かれていく過程がわかるのが素敵。
    このまま完結まで読みたい作品。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    高飛車じゃありません、正論しか言ってない。

    なろうに原作がありますので読んできましたが、無料分では序盤の序盤です。もっともっと深くクローディアと付き合っていくことになります。
    登場人物のララやミリアーナなどももっと掘り下げていく話の展開となっており、あのシーンだけの登場人物ではないのだなと驚きました。
    ララもミリアーナももともと素地が良かったからかふたりとも良い環境変化を経たのちに成長を遂げ、まぁミリアーナはもともと良いお嬢様でしたが、幸せそうな結末に落ち着いて良かったです。
    ミリアーナを散々な目に遭わせたふたりとも鉄槌がちゃんと下って、すっきりした結末になったのも、さらに良かった。幸せな家庭環境ではなかったので存分に幸せになってもらいたいところ。
    クローディアさまがきちんとミリアーナのために、存分に名誉回復してくれて、悪役きっちり落とし前つけてくれるところが素敵!

    原作が物凄く素敵だから、これをコミカライズしてどんな風に描いてもらえるのか楽しみで仕方ない。ララのキャラクターもめっちゃいいのよ。
    ミリアーナの妹のライラが最終的にどこまでも没落していく様がまたいい。中途半端に救いがなくて。ガッツリやりこめるところが皇女殿下よね。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    ジルベールかわいー!!

    この作家さん推しでやってきたら、もう、何なの?
    悶え死なせたいのかしら!
    レティシアが男前で、ジルベールが乙女みたい。
    ギャップ萌えってこういうのを言うのね!

    初対面から毒付くけど所作は美しいし、娼館に通っていると言うから、閨を共にするお気に入りの美女でもいるのかと思いきや、パトロールみたいだし。それでいて何も食べていないレティシアのために、オムライスまで作ってくれちゃうのよ。
    なんて甲斐甲斐しいの!
    レティシアにちゃんと食べた方がいいなんて、ママみたいなこと言うのよ。くー!かわいい!!
    それでいて照れちゃうんだから悪い子じゃないわ。

    この先人形みたいな美しいレティシアから
    思う存分愛でられて囲われちゃう未来が見えるわ!
    絵が美しいからあっという間に読めてしまうから、
    課金の手が止まらなくなるのに要注意よ!

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    カラーでも縦読みでも横読みでも何でもいいから、ファンタジー好きな人には読んでもらいたい。

    冬の精霊の加護!とかそういう世界観なので。
    ヒロインには加護が見つからなくて、夏の加護を持つと言われる違う女性を婚約者が選んで、文字通り身内に侍女など身の回りの世話をしてくる人を何もつけずに家を追い出されてしまうけど(身分のある元婚約者だったのでそれもどうかと思うけど)、その後出会う人との穏やかな暮らしがまた素敵。
    物凄く穏やかに、ゆっくりと距離を縮めてる。
    お互いにいやらしさがまったくない、純粋な友情を育んでいるのがまたいい。冬の加護を持ってる彼に直に触れることができないはずなのに、ヒロインは触れてもなんともなかったことから、わかっていないだけで凄い加護があるんだろうなとみている。

    そんな加護とかどうでもいいくらい、ふたりの今までの置かれてきた環境が痛ましくて、このまま特に何事もなく穏やかな生活が最終的に送れるエンドであってもらいたいなと思ってしまう。冬の加護を持つ彼の身分的にそれは無理なんだろうけど。

    • 4
  6. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    まずはサユリに感情移入がしやすい。
    コレ大きなポイント。異世界にトリップした数多のヒロインはすぐに気を取り戻して、環境に順応してこれから仲間となる人たちとの交流をあっという間に深めていくけど、実際そんな簡単なものではないと思うのよね。自分の夢が叶うかもしれないところまで来ていて、家庭環境も悪くなかったし、わざわざ日本から召喚されてまで生き直す必要性がサユリにはなかった。だからもちろん戸惑うし、今日から家族のように思ってくれと言われたところで、召喚手違いでここへやってきたと思われるサユリをどこまでおいてくれるかもわからない。彼が引き取ってくれなければ、住まいもなかった訳だし。
    だからこそ生きていくための術を得るために奮闘し自分の能力を糧に馴染もうとする姿に、彼の家族も惹かれたし、そんなサユリの姿に応援したい気持ちがこちら側にも生まれたのは良かったと思う。

    あとは彼との関係性がこれからサユリに対して変化していくのかをゆっくりじっくり見守ることになるんだろうけど、サユリが癒しの力を持つ聖女であることがわかっていって、置かれた環境は間違いなく変化していくわけで。もうすでに色々な感情を抱えつつあるふたりが幸せな結末を迎えるといいな。

    絵が綺麗で細やかに背景も描かれているし、心情もわかりやすいし、目のアップばかり描かれている、という手抜きがないのもいい。この作家さんの作品はストーリーもいいので、色々読みたくなります。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    始まりがどうであれ、出逢えたのは縁があるから。

    アレンが無作為に引いたカードは、地位も名誉も、お金もない田舎の小娘だったベル。華やかなドレス一着すら持っていないベルを選んだ後も、アレンは興味のない態度だったものの、冷酷そうに見えながらもそれなりに気になる様子。
    ベルにはお茶会や作法やらマナーなどの知識はほぼ持ち合わせていなかったものの、自分の知らないことを素直に受け入れて、努力していく様子を見て、周りの家の者たちから変化していくのが楽しい。
    そしてそれはアレンにも変化が生まれていく。

    なんていうか、初々しいの。
    ほら、すぐに押し倒すとかキスを交わすとかそういういきなり距離を詰めるような大人ではないのが、またいい。高校生くらいのうぶさがまたいいのよ。
    手を差し出してつないだことはいいけど、いつ手を離していいのか分からなかったり、ドレスを贈ったことはいいけど、ベルに面向かって似合っていると褒められなかったりする。
    それでいてけなげなの。自分用に誂えられたドレスではないのに受け入れたり、お菓子作りを楽しんでアレンにプレゼントして受け取ってもらえて大喜びしたりするご令嬢なのよ。
    そんなふたりが少しずつ距離を縮めていくから、いつまで経っても可愛くてみてられるのよ。アレンの過去が悲しげなところが気になっているけど、その分ベルのお日様のような笑顔が包んでくれる。
    あっという間に無料分読み切っちゃうの。それでいて、原作が探してもないからオリジナル。

    作者の秋風きのこさんのInstagramも見にいくと、ふたりの素敵なイラストが満載!ぜひ!
    コミックスまで揃えたくなる誘惑満載でこっちまで課金したくなるのよー。おすすめです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    私が思っていた精神科医とは違う世界でした。

    なんて言うか、アルコール依存症だったり、心や身体に傷を負ったり負わされたりする人がいる、とかベッドに固定された人がいる、というような勝手なイメージがついていました。
    今までお世話になったことがない科だから、というのもあるかもしれません。今回この作品で少しだけ垣間見ることができたのは、これからまだまだいろいろな方に出会う上で良かったと思います。
    いろいろな角度からどんな事情があるのか考えた上で対応が少しでもできたらいいなと。
    産後うつの作品は昔の自分を思い出して、重ねて見てしまって苦しかったです。周りからの理解もなかったので。
    あの夫は帰ってきてお風呂に入るのに、服は脱ぎっぱなしな絵があったので、産後の嫁に世話させてんのか?それはなくない?自分でカゴの中にでも入れなさいよ!って突っ込んでしまいました。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    って何コレ!カッコいいしかわいい!!

    何でこんな綺麗な顔描ける作家さん
    今まで知らなかったんだろう?人生損してた!

    社長の息子でボンボンで別宅が複数ある王子、琥珀くんがとりあえず綺麗。整った顔はいつまででも見ていられるのよね。うんうん、わかる。長身のイケメン、女の扱いは冷たいけど心得てる。嫌がることは全くしないし、宵ちゃんへの距離感は確かにバグってるけど、それは彼女だけだから。
    さらっとサクッと宵ちゃんに近づいてきて、どこまでが本気なのか掴めないけど、所作から何までとことんどこまでも美しい。

    宵ちゃんはスカート履いていなかったらナンパされまくってしまうような綺麗な王子様系女子。こちらもいつまでも見ていられる美しさと、困っている人を見過ごせない中身まで綺麗な美しい人。

    そんな2人がひょんなことで出会って、琥珀くんが宵ちゃんから目が離せなくなった。はい、もうこれ一目惚れって言わずして何と言うのか。読者の我々もこのふたりの美しさからもう目が離せない。
    女扱いされたこともなければこの距離感に近づいてきた男性がいなかった宵ちゃんにしてみれば、琥珀くんの距離感のなさと、どこまで好意を受け止めていいのかわからない。なんせ琥珀くんは宵ちゃん限定で距離感がバグってるから。思わず近づいてしまう。手が出てしまう。距離がわからなくなる。
    そして、目が離せなくなる。

    絵が細やかでふたりとも綺麗で、ただひたすらに琥珀くんの所作や態度が憂いてて、笑顔が可愛くて。宵ちゃんも負けてないくらいにかわいい。
    女の子の顔をちゃんとしてる。

    王子じゃないふたりのこれからを
    とりあえずどこまでも見ていたい。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    素敵な作品に出会えました。
    理想と現実がギュッと詰まっています。
    実際はこんな先生はいないんだろうけど、こんな先生いたらいいなと思っているうちに、無料分を読み切ってしまいました。

    医者のことをお医者様と言っていた時代の親を持つ者としては、医者に当たり外れが大いにあって、あの病院に運ばれたらおしまいだ、とか、あそこの医院はヤブで、どんな症状を言っても毎回同じ風邪薬しか出てこないから、行くのをもうやめたんだって話がゴロゴロ出てきたりします。
    医者が溢れていて選べる今の時代、徳重先生みたいな先生が総合病院でひとりでいいから、出来れば通えるほどの近くにいてくださったらいいな。

    • 1

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています