5.0
ドラマも観てました。
それでもやっぱりいいですよね。
私も2人産みましたが、帝王切開です。
低置胎盤でした。お腹の傷は一生消えませんが、上の子供が小学生になってから、ママのこの傷跡からあなたが生まれてきたのだと話ができました。
子どもたちは不思議そうに私のお腹の傷をそうっと撫でてくれました。それだけで嬉しかったです。
どのお産もすべて命懸けです。身動きの取れない、今までで生きてきた中で一番痛い麻酔を打たれて、気絶しそうな朦朧とした意識の中お腹を思いっきり押し込まれて出産。生まれた時刻を助産師さんが言っているのを遠くに聞きながら生まれたのを実感。お腹が張り止めを倍量飲んでも効かず、予定日より1週間早く出産したのでバタバタでした。
そのままNICUのある病院にすぐ搬送されたので、抱っこできたのは保育器の中、たくさんの管を繋がれた痛々しい姿の子ども。未だに忘れることのできない気持ちになりました。母子同室だったはずなのに同じ部屋に子供がいない寂しさは堪えました。
下の子は予定日通りにサクッと。お陰で母子同室で親にも即日会わせることができました。
私が経験しただけでも二例。全く違うお産。
どれも痛かったし、普通じゃなかったし。
流産を経て2人目を産んだので、無事生まれてきてくれるだけで丸儲けでした。それだけで良かった。毎年、手術をした日になると、言い表すことのできない気持ちになります。言葉が足りない。
手術をした日に、お腹に向かってまたあなたに会いたいから、秋くらいにこのお腹から生まれてきてね、と伝えたのですが、2人目が生まれたのは夏の終わりでした。
慌てて生まれてきてくれたのだと思っています。
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コウノドリ