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取り敢えずヴェラが幸せそうで良かった。
別サイトではアランと仲良くなっていく過程がそこそこ読めます。彼女との婚約を破棄したけど、そこまでの処遇はするつもりのなかったカロル。でも、その夏の加護を持っているとされる女性といても、おそらく国は栄えなさそう。よくある話だと、その女性に王太子妃の器はないことに、ヴェラがいなくなって初めてカロルは焦るのではないかな。
冬の加護を受けて誰にも直接触れることができない、自分の周りにも暖かさがないことを諦めているアランなのに、ヴェラといると触れても凍らない。凍った花さえも綺麗と飾っているヴェラにはまだ見ぬ加護があるのかもしれない。
ゆっくりゆっくりヴェラとアランが仲を深めていく様子がほのぼのしていて癒されます。カロルではなくて、アランとヴェラによってこの冬の国も変わっていくのかもしれない。その先が見たいです。
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もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活