4.0
だんだん日髙くんがカッコよく見えていく不思議。
人として惹かれるものがあるんだろうね。
彼が例えヒトだとしても、万理ちゃんは惹かれて行ったんだろうなとわかる人となり。朝霞っていつも呼ばれてるから万理ちゃんって名前が出てこない。それでも愛しく呼ばれてるのがわかる不思議。
獣人とヒトが愛を育むストーリーは初めて。
でも、ヒトとヒト、種類は関係なく惹かれていく。それは日髙くんだけではなく、雪紘くんも。
ただの三角関係が破綻するのかと思いきややっぱりこの3人はどこまでも素敵。日髙くんに惹かれていたのに、何も面向かって素直に言えないまま失恋してしまった彼女との関わり合いも増えていくし、雪紘くんの周りのクラスメイトとの関わり合いも徐々に増加。新聞部の心ない記事からバレていく日髙くんとの関係もなんだか甘酸っぱい。
何といっても日髙くんと朝霞ちゃんの甘い匂いがこちらにも伝わってきそうな混ざりあい。親御さんがいないうちにここまでやっちゃっていいのかい?とは親目線で思ってしまうが、高校生のふたりにはそれを止めるのは酷な話かな。
日髙くんのお母さんも登場し、きちんと挨拶をしにくる好青年ぶりも素晴らしいけど、この先のふたりの前途多難な未来を想像するとちょっとつらい。
でも、日高くんの親御さんたちも通ってきた道。
きっと未来を照らしてくれるに違いない。
絵も綺麗でエロい時のふたりは色っぽい。
どういう結末に落ち着くのか楽しみ。
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キミと越えて恋になる