いちごとあんこさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全87件
  1. 評価:4.000 4.0

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    デッサン力については賛否両論あるようです。
    バレエ経験者の方とそうでない私とでは見えている世界の広さが違うのでしょう。奥深そうですもん。

    バレエを実際観たことも経験したこともない私には時折紹介される解説を読んで楽しく読めました。
    技術とか技の種類とかさっぱりわかりませんが、聞いたことのある物語の内容やその舞台裏、登場人物すべてにおいて新鮮でした。

    習い事としてバレエは金銭的にもご両親の理解にも余裕がないと続けていくことは難しい、とは聞いたことがありましたが、ヒロインの成長とご両親の会話のところを垣間見るに、そうなんだろうなと思わされました。
    これからヒロインは世界に羽ばたいていくかもしれない存在でしょうが、そうした事情がストーリーに盛り込んであったので、現実はもっと厳しいのかもしれないとは思いました。

    どちらにしても素人の私にはバレエの世界を覗かせてもらう機会を得られたのは確か。
    ヒロインがとても明るく元気で前向きで、へこたれることなく、前へ進む力のある子なので読み続けられたのではないかと思います。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

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    みちふむ先生の作品です。
    作家さんのところに原作者なのに表記せずに他、となってしまっているのはどうかと思いますが。

    エブリスタに原作があります。他の作品もたくさんコミカライズされている方なので、そちらから読まれるのもアリではないかと思います。
    大正時代の古き良き日本だった頃を舞台において、作品を描かれているのが多い方です。
    そのため、現代ではアウトですが、男尊女卑だった思想を持つ男性が出てくるのが多いです。男性の後ろを女性は三歩下がって歩くような世界観です。

    それでも負けず芯の強い、性根のまっすぐな心意気のあるヒロインが多く、そうした圧力に屈することはありません。この後もこの若き社長に気に入られ仲を深めていくストーリー展開だと思います。

    • 3
  3. 評価:4.000 4.0

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    本当に油断ならないよね。

    純粋でやられちゃう。無自覚にいい男なのよ。
    中身を知れば知るほど、惹かれていってしまう。
    大人になればなるほど異性の扱いに慣れていくし、手の繋ぐ時の力の入れ加減や、守らなきゃいけない時の隙のないど正論に救われたり。知らないだけで自分を助ける時に立ちはだかってくれるだけで何かそれだけで救われる。

    セフレの榊くんも好きのない女扱いの慣れていて、自分とのアレコレもわかってるところを含めていい男なんだろうけど。自分のアドバイスに真摯な耳を傾け、忠実に従った上で人間性に優れている。
    そりゃ榊くんも勝ち目がないよね。
    セフレに甘んじている時間が長すぎた。

    油断ならない蓼丸くんとのこれからに期待して、課金したくなる人多いんじゃないかなぁ。自分だけしか知らない彼の姿を知ってるのっていいよね。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

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    ヒロイン彩ちゃんをめぐる紳士ふたりの三角関係。

    新入社員の指導をすることになった彩、
    八重歯が強調しすぎな年上の火賀さん、
    彩の同期で無愛想だけど優しい倉木くんの三人。

    明らかに倉木くんは火賀さんに彩との距離を縮められるのを警戒しているし、彩が傷つけられるようなことがないように警告もしている。女の人の扱いがスマートな火賀さんにドキドキしつつも、彼も倉木くんも彩が嫌がるようなことは一切しない。

    ヒロインのいいところは、よくあるウジウジしたりめそめそしたり、察して欲しくて言わなかったり、みたいな要素がないこと。もじもじしながら確実にきちんと言葉に出して伝える。そこがいい。
    火賀さんの優しさも押し付けがましくなくて、紳士だからこそ彩は火賀さんには好きな人がいるのだと思い込んでいる。それが自分かもしれないとは思わないところがかわいかったりするのだけど。
    倉木くんに見せる普段の表情や態度からは彩からの好意は透けて見えてこない。それだけに切ない。
    倉木くんには屈託のない笑顔で接してる彼女に対して、それを眺めている火賀さんの気持ちも伝わる。

    ラストで好意があることを火賀さんが告げてここから三人がどうなっていくんだろう?で終了。
    引きがうまいね。でもここから課金するかどうかは微妙かもしれない。女ライバルでも出してくるか?
    倉木くんが動き出すのか??

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

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    異世界料理ファンタジー➕ちょっとラブ。
    これがヒロインがジークくんと出会ったことで一気にラブストーリーに舵切っちゃってたら、魅力半減なんだろうけど、そうじゃなかったのが良かった。

    王族、公爵、何でもかんでもリサちゃんの才能に群がって来るのはどうかと思うけども。

    基本的なところにリサちゃんの美味しいものをたくさんの人に食べて笑顔になってもらいたい気持ちがあるから、そこでいきなりパン?お菓子の才能が有り余ってないか?とか、マカロンやトルティーヤ?料理学校の講師だと?とか宮廷料理人とガチバトルなのか?やらいっぱいあったけど、読めました。
    カフェ・おむすびの行く末がどうなるんだろう?
    もしかして王族からの正式な求婚があればジークの行く末はどうなるんだよ!ってモヤモヤしてたけどそこはふたりと周りがモヤモヤしたおかげで、進展したので良かったのかも。
    あまりラブ要素は求めていないんだけど。

    アルファポリスさんでもチラッと試し読みできるページもあるので、そこでちょっとおぉー!ってなったりして読んでます。
    原作はありません。なろうにも載ってません。

    いろいろ仲間が簡単に増えたりするので、えっ、コレ誰だっけ?どこかで見たんだよな、同僚だっけ?従者さんだっけ?騎士さんだっけ?ってなったりもします。顔が似てる人が多いので。
    ただ、展開がありがちなものではないけれど、割とサクッと豆腐とか作れちゃうので、あなたもともと一般市民だったわよね?違ったかなってなります。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

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    セシルとオズワルドの夫婦漫才のような掛け合いが楽しいのがミソ。落ちこぼれとは言えどもセシルがちゃんとオズワルドを救えるのも確か。

    なろうで原作読んできましたけど、
    まあサクサクと話が読める作品。

    オズワルドはなんだかんだ言いながらも丁々発止で会話ができるセシルのことを憎からず思っているのは伝わっていくし、セシルが持つ技も徐々にわかっていく。しかし、それを使うためには自分の純潔を失わなくてはならず、それが最終手段であることも師匠も分かった上で送り出している。
    そしてだんだんわかっていく黒幕と、オズワルドが狙われた意図。オズワルドが最終的にはその秘技を自分の知らないうちにセシルによって行われるのにそれをオズワルドは覚えていることもできない。
    そこに切なさが混じって来るのですが、仲間や師匠を含めた皆がオズワルドやセシルのことが好きで、何とか助けようと立ち向かっていく。
    それなのにまたオズワルドに魔の手が。次にセシルが技を使ってしまえば、セシルの身体が全回復していないためきっともたない。それでもセシルがオズワルドのために出来ることはたったひとつだけ。
    さて…!と言う話。

    オズワルドにしてみたらね、勝手に何してくれとんねん!って話なんだろうけど。助けてしまうよね。それでいてオズワルドはその行為自体の記憶が残されていない。なのに微かに覚えている。
    セシルはセシルでこの行為が行われている時点で、薬によってオズワルドの理性はとうになくなっているはずなのに、それでも思いやる優しさは伝わって来るのが切なくて苦しい。この世界では純潔を失うことはとてつもなく大きい。それでもオズワルドを救うためにもはやこれしか残されていない。
    いつもの丁々発止のやりとりを知っているこちら側からすると、オズワルドの気持ちにもセシルの気持ちにも寄り添うことができる作品。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

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    小瀬くん、売ってませんか?

    いや、欲しいでしょう。家事もできて守ってくれてイケメンで元カレからも助けてくれて。
    何より愛情表現たくさんしてくれるじゃない。
    彼が本当に私なんかのことどこが好きなのかな?みたいな怖さよりも、物凄く好きでいてくれて嬉しい方が勝つのって素敵じゃない?
    絶対にヒロインより好きな量が多めだし、知らないところで守られていそうだし、本人気付いていない頃から好きで狙われていたんでしょう?勝ち確定。幸せにしてくれるのは間違いなし。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

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    6.7年前に映画化されてたんですね。
    メディア化ってあって初めて知りました。

    北村匠海くんと土屋太鳳ちゃんで。
    小関裕太くんがアヤちゃんで、北村匠海くん含めて磯村勇斗くん、杉野遥亮くん、稲葉友くんがイケメン四天王。イケメン揃えましたね、という感じ。
    もっと若い人選べなかったの?とは思うけども。
    高校生に見える人が誰もいないという不思議。

    朝倉くんと美月を中心とした高校生たちがバスケを通じて恋とバスケに邁進する話。子供の頃に美月と一緒にバスケしてたアヤちゃんが実は男の子だったことを知らずにいて、高校生となった美月と再会。朝倉くん含めたバスケ仲間とライバルとなり、昔からの美月への恋心も仄めかしたことで、朝倉くんと美月、アヤちゃんの三角関係も勃発。美月のバイト先の美女ナナちゃんへの恋心も持つメンバーもいて、そちらも恋を募らせていく。

    無料分の最後の方ではもう既に三角関係というより朝倉くんも美月もお互いのこと意識してて、あとはいつお互いに言えないでいる気持ちを打ち明けるか、というように見える。アヤちゃんに至っては、美月は困惑しているし、アヤちゃんは分かった上で試合を見て応援して欲しいような気もするし。もう美月は朝倉くんしか見えていないから。
    直接試合ができるところまで勝ち進んで戦うも、映画の予告を見る限りでは、四天王の皆が悔しがってるのがわかるので、負けるんだろうとは思うけど、この先このふたりの決着がどうなるのか、ちょっと気になる。どういうエピソードでくっつくのかな。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

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    毎朝イケメンとキスしないといけないって。
    なんて贅沢な悩みなんでしょ。

    イケメンアイドルを推しの側で続けるためには、事情を全て把握してくれてるメンバーの彼と他メンにバレないようにキスしないといけないことに。
    ヒロインには適性があるから、このままこの関係は続いていくことになるだろうし、彼との関係性も否が応でも変わっていきそう。
    こっちがくっつくことになるんだろうな。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

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    無料分読んだだけで物足りず、
    なろうで原作も読んできました。

    いやー、ミーシャの頭の回転の速さもすごいけど、諦めることなく悪女にしようと手を変え品を変えてミーシャを断罪しようとするアメリアも強い。もうあそこまでいくと執着だよね、ミーシャを蹴落とすことしか考えていない。壮絶なる嫉妬だよね。もう人生を賭けた姉への猛烈な嫉妬。

    それを遥かに上回る公爵令嬢でありながら聖女として皇太子にまで求愛されるミーシャの手腕たるや。一度目の人生での失敗を糧にして、その時敵だった人や落ちぶれていっていた人を、上手い具合に利用価値のある人にして、尚且つ相手にも旨みを存分に与える。しかも忠実な仲間にしてしまう強さ。
    アメリアがうまく陥れたと思い込んだ瞬間にすぐに足元から根こそぎ崩れていく企み。
    ルベルトには魅了の力を存分に使ってでも近づこうとするのに、微塵も相手にされていない。可哀想なくらいにルベルトはミーシャしか見えていない。

    初めは好奇心から。そして目が離せない子になって行動を共にするようになり、彼女の采配に間違いがあるわけがないと信用するようになって。気付いた時には何としてでも捕まえたい人となっていた。
    何度お茶に誘ってもミーシャの心は手に入らない。ルベルトが粘り勝ちだと言っていたけど本当にそう。でも、ルベルトだからこそ捕まえられた人なのではないかなとも思う。

    アメリアが処刑されるまで、本当にこの後どんでん返しがないのかすごく心配だったので、即刻処刑されてホッとした。ルクシオール様が暗躍してたとは知らなかったけど。シルクもルクシオール様もただ言わないだけで、ミーシャに魅了されていた人のひとりだったのではないかな。シルクはこの後も騎士様としてミーシャに生涯を捧ぐ訳でしょう。
    きっとルクシオール様も。

    ミーシャが頑張れば頑張るほど仲間が増えていって愛されてることがわかっていくストーリーなので、アメリアの最期を越えてもなお、楽しめるので顔芸共々楽しみにしています。

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