色は匂えどさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全103件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    第一部完結おめでとうございます!

    某所で連載追ってます。
    数冊は紙で単行本購入しました。

    累計1750万部超え、アニメ制作が5期+劇場版。押しも押されもせぬヒット作ながら評価が分かれる理由は、文豪の名前と作品タイトルだけもらってキャラクターを再構築しているからでしょう。
    近代文学を心底愛する方が読んだら、推し作品が2次創作で魔改造されているような嫌悪感があると思います。
    パロディ好きには癖になるんですけどね。

    再読に堪える凝ったシナリオ、奇抜で遊び心いっぱいの人物デザイン&台詞回し。主人公だけ王道を歩かせ、他は奇人変人で固めた配役のバランス。
    青年マンガというフィールドと相性抜群の要素がいくつもあって、予定調和に飽きた目には楽しい。
    「万人受けを捨てたらヒットした」の好例です。

    教科書で見た名前のキャラクターらが、代表作関連の異能で戦います。実像を知らずに読んで、興味を持った人物を掘り下げると楽しいかも。
    何せ登場人物が多いので、元ネタの方がキャラが濃い人も、関係性が逆転してる人間関係もあるよう。
    間違い探し感覚で読んでみるのも一興です。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    お部屋にこだわりある方は必見!

    別途で単行本購入、プラス連載追ってます。

    ふふ、来ましたか来ましたねこれが!
    リクエストに応じてもらえて嬉しいです。
    運営さまありがとうございます。

    あらすじにある通り、裕福とは言えない生活の中落命した女性が、異世界の令嬢「シェリー」として転生し、夢だった素敵なお部屋での生活を叶えるお話。作画の重心までも人物<<<調度なので、漫画くらい美男美女はマスト、という方には響かない作品かも。
    (あ、デザインはちゃんと書き分けされています)

    程よく健気で機知もある、部屋オタクのヒロインがかわいらしい。お話を転がす人間関係のバランス、エピソードの起伏も程よいです。時代や貴族社会についても設定がしっかりめで、安心して読める。何より調度類のバリエーションが広くて楽しい。夢があります。
    「宝くじに当たったら、旅行に行くより自室丸ごとFran◯francで揃えたい」「リカちゃん人形のおうちに自分が住んでみたい」「シルバニアファミリーのお家、ドールハウスなどを自室の目立つところに飾っている」…そんな向きにはぜひ読んで欲しいです。

    単行本だけポンと見るとお高い印象がありますが、一巻では片面1pで一区切りつくマンガ×約140p。
    某所の更新回数で言えば28回分プラス番外編と、数字以上の読み応えがある感じ。
    試読でピンときた方は、読んで後悔はないと思います。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    「好きな自分」を追う女の子たちの奮戦記

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    別途で追ってます。

    理想の自分を現実にする為、整形手術で顔を変え、ファッションもメイクもセルフケアも日々やり抜く希。
    素材は極上ながら、周囲の求める「王子様」像に殉じ、なりたい自分と求められる自分の狭間で苦しむルカ。
    この二人の女の子が大学で出会い、物語が始まります。

    テーマがルッキズムなのは謳われている通り。ただ、このお話は単なる美醜に留まりません。外見を通して「どうありたい」「どう生きたい」にも踏み込んで深掘りしているのが見どころ。
    プラス、基本的なメイクの配色や服のバランスの取り方など、実践テクも満載。
    「自分の何かを変えたい、でも何から手をつけたらわからない」「私は何が似合うんだろう、どうなりたいんだっけ?」と悩む女の子たちにはヒントをくれる一作ではないでしょうか。

    これを書いている時点では、試読が短くて、作品の魅力が伝わりづらいように思います。気になる方は、無料公開などの機会に、せめて一話読んでみて欲しいです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    料理できてもできなくても面白い!

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    無料分のみ、しかも途中までですが黙ってられないのでレビューします。

    誰しもが一度はする料理の失敗。
    見聞きしたところでは、
    「パスタの一人前がわからなくて量を茹で過ぎた」
    「3連の計量スプーンの一番小さいやつ=小さじだと思ってた」
    などありました。今思えば、茹でたパスタは冷蔵できるし塩分は後から足せるんですよね。
    (かく言う私もお砂糖と塩を間違えるというベタなやつを履修済み…)
    お料理って、他ではあまり使わない用語がたくさんで、他の家事に比べて経験値が出やすい。そして調理器具や材料など、前提を整えるだけでも結構大変なんですよね…もちろん後始末も…
    レシピと調理のギャップを、人間関係やレッテルの功罪を絡めて、安定感抜群なコメディに仕立ててあります。

    苦手なお料理に、果敢に向き合うすみれ先生。単に健気なだけでなく、素人の本音(悲鳴?)がしっかり言語化されてるのでカタルシスがある。更に、彼女の女性としての意地や向上心、「自分を変えたい!」という意気込みに元気をもらえます。
    ああ、隣に住んでたら、全部手取り足取り教えてあげるのに!
    そして独創性溢れる即興曲を聴かせてもらうのに!笑

    程度の差はあれ毎度面白いことになるので、
    同じく料理が苦手な読者には共感を、
    通った道を振り返る読者には笑いをくれるマンガです。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    滋味深い年の差婚姻譚

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    こちらでいう35話まで、別途電子単行本で読んだ感想です。

    地方の富農の末娘、田中花ちゃんと、東京の名家の訳あり長男で職業軍人、立花誉さんのお話。時代は明治大正の頃でしょうか。
    「日本の原風景」と枕詞がつくような農村と賑々しく栄える都市部の描写、
    のびのびすくすく育ったヒロインと厳格な家で教養を詰め込まれたヒーロー。
    二人それぞれが生まれ育ち暮らす世界の対比が明確でテンポも良い。目が飽きず、延々読んでしまいます。
    エピソードの見せ方も安定感があって、引っかかるところがない。描写の奥行きが深く、完全に大人の読解力前提で描いておられる。
    マンガのセンスや技量はもちろん、作品世界が作者の中にあるのをひしひしと感じます。一体どれだけ取材されたのかと思うと、少し気が遠くなりそう。

    軍人婿さんこと誉さんが、親の決めた結婚相手の花ちゃんに出会い、思いがけず安らぎを得る様がただただ胸熱。
    人生の醍醐味を真正面から捉えた作品です。

    横読みでは4コマの使い方が(所謂4コマ漫画と違うので)面白く、こちらの縦読みだと1コマが大きくて間の印象も変わります。
    お好みの媒体でお楽しみください。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    それら全て、いつか過去と経験値に

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    序盤を読んでの感想です。

    関係性が微妙な好きな人と、だいぶ年下の幼馴染の間で揺れるヒロインのお話。
    二次元にありがちのようで、リアルでも全然あります。異性であれ物であれ、一人が好きな対象には他にも目をつける人が必ずいるのが世間なんですよね。

    横恋慕を承知で掠奪ムーブ(笑)をかます後輩。写真一枚で身を引いてしまうヒロイン。はっきり気持ちを伝えられずタイミングを逃した元?カレ。そこに全力でつけ込むイケメン幼馴染。みんなちょっとずつ恋に不器用で面白いです。
    絵が大丈夫なら楽しく読めそう。

    いい年して大事な局面で本音を出せない同士が長持ちする訳ない。気持ちはあっても相性が悪い典型なので、どちらかが変わらないと未来はない。
    始まりが強引過ぎる恋も同じで、後々対等な関係を築くのは難しい。どっちか、あるいは双方にしこりが残るもの。
    そういう色恋沙汰の妙を、わかって描いてくれている気がします。

    年下であることをちょいちょい逆手に取るヒロインの幼馴染、律くんがなかなかに戦略家で面白い。
    彼が9歳差を利用しながら猛追するのを楽しみに読ませてもらいます。

    • 4
  7. 評価:5.000 5.0

    唯一無二のダークファンタジー

    別途アプリで17巻相当、180話くらいまで読んだ感想です。

    愛嬌満点だけど地味めのヒロイン。
    描写もエピソードも細かい割に、肝心な情報は出てこない。
    何より、一巻表紙の真っ黒な少女は何者?

    背景の説明は最小限、初手から読者を「???」の坩堝に放り込み、じわじわと世界観に慣らしてから怒涛の展開という構成です。ディープな層に深く愛されたい、何となく読む読者は要らないと言わんばかり。
    ええ、不親切ですね読みにくいですね。
    胸が空くようなアクションはたまーーにしか出てこないし、悪の権化のようなラスボスは(いることはいますが)人格も容姿もチラ見せ。
    マンガを読むならスカッとしたい、という読者には不向きの作品です。
    縦読みならばなおのこと。

    でもね、
    親の顔より見た量産形ファンタジーやザマァ劇に、まだ脳味噌の本棚割いていいんですか?
    たまには本当に読めない展開に、心の底からハラハラドキドキしたくないですか?
    この国でも現代でもない、その作品にしかない世界に行ってみたいと思いませんか?

    少し言ってしまいました。はい、このマンガに電子レンジやインターネットは出てきません。代わりに少し不思議な存在がちらほら。
    竜やら魔法使いやら、お馴染みのあれこれにはほぼ無縁の作品です。本格ファンタジーなのに人間の理屈で回る世界であること、鼻のきく読者は早々に違和感を感じるはず。
    作者の想像力の限界?単にツメが甘い?
    いいえ、全て理由があるのです。

    従順な大人に育てる為に集められた、子どもたちとその主人たち。自分たちが何の為にそこにいるか、自らの未来を知った彼ら彼女らの行動が胸を打つ作品です。
    壮大な現代社会の風刺にも見えて、どこまでも深読みできる物語。短い読書の秋を費やす価値はあります。絵が大丈夫なら45話まで読んでいただきたい。世界観が見えてきます。
    ボリュームとコストのバランスも良心的かと。

    特に勇気が欲しい方は、ぜひとも赤いドレスの黒い少女、ケイト様を知ってください。
    124チャプターを超える頃には、貴方の何かしらが変わっているはずです。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    大人未満たちの等身大群像劇

    無料分、しかも17話しか読んでませんがいてもたってもいられない!レビュー書かせてもらいます。

    タイトルをそのままあらすじにして予定調和で売る、
    定番イベントを並べて読者のメモリ負荷を軽減、
    普通設定なのに異様に目が大きくて可愛い主人公、
    そしてイケメン揃いの男の子たち。
    これら「お約束」とも「しきたり」とも言えるマンガの定石に真っ向から挑んでいる作品です。
    「レビューが辛い?部数が出ない?だからどうした、先生の絵で右にならえしたって売れないでしょ!?」とメガホン片手に作者に発破をかける編集者の幻が見える気がするのは…私だけでしょうね…

    主人公はやや内気な女子高生、椿ちゃん。進級に伴うクラス替えで隣の席になった男子、五十嵐くんとクラス委員になって接点が出来、お話が始まります。

    主役二人を始め、登場人物全員どこかしら未熟で、自分を知らないし他人との接し方を勉強中。見たことを理解するのも感じたことを言語化するのも伝えることも、経験不足なお年頃を飾らず盛らず描写しています。
    自分の価値を否応無く自覚している女子らはもちろん、部活で活躍している上見目も良いヒーロー、五十嵐くんでさえ振る舞いがスマートとはいえない。それぞれの感受性の違いが読者目線では顕著で、どこかしら危ういまま日々が過ぎていく。
    三歩進んで二歩下がりながら、成長の螺旋を歩む高校生たちが抑制の効いた作画で表現されています。

    顔はもちろん、各キャラクターの個性までちゃんと描き分けてあるのが素晴らしい。通り過ぎて初めて価値がわかる季節を、丹念に表現した力作です。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    交番の日常を淡々と

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    別途アプリで追ってます。

    自転車に乗った彼等とすれ違って(悪いことしてないのに)どきどき。落とし物を届けようと交番に寄ったら巡回中。終電で帰宅したら職務質問にあった。
    良くも悪くも、誰もが何かしらの印象を持っているだろう町の番人、警察官さんのお仕事漫画です。

    100巻越えのあの有名作品とはだいぶ毛色が違い、主人公は20代30代の男性4人。バツがあったりなかったり、タバコ吸ってたりなかったり、嫌がらせまがいの頼まれ事や酔っ払いやガセ通報に困ったりしながら地道に治安を守ってくれるお話が続きます。
    作画は一見地味な、けれど鍛えた男性を表現するのにふさわしい筆致。各種装備の付け方までリアル感があって嬉しいです。

    BLとの噂も意味深な匂わせもありますが、主観を言わせてもらえばブロマンス止まり。ストレートな描写は最後まで出ないと予想しています。
    アレルギーある方だけお気をつけて。

    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    名家の男女を巡る、過去と政治と愛と

    本編95話(現時点での無料分)とオマケを読んだ感想です。

    いやあ、作り込んでますね!
    個人的に、韓国発の縦読みでは指折りのシナリオです。作画の人物デザイン、小物類の描き込みなど見どころが多い。一捻りした構成も、私含め刺さる人は刺さります。

    大きくジャンル分けするなら、あらすじで匂わせてる通りのよくある「愛のない結婚をしたはずなのに」系。主役二人のラブロマンスを軸に、味付けはがっつりサスペンスなので手垢は感じません。ネタバレせずにどうレビューを書くか、嬉しい悩みをくれた作品。

    濃厚な性描写はシビアな状況とバランス取ってる、のでしょうね…個人的には、真っ白になるくらいなら濡れ場は手と頭だけでいいと思います。成人向けを別途で売りたいか、出版社の方針かしら?読みづらくなるだけなんですけどね…

    序盤では心理描写が続き、それぞれの個性がこれでもかと読者に刷り込まれたところで、各キャラクターに視点が移ります。各々から見た人間関係の詳細がどんどん肉付けされていく。
    言うまでもなく、設定詰めてないと作者側が追い詰められる芸当でしょう。真っ当に力量で魅せてくれる作者に出会えて嬉しいです。

    100話近く進んでなお、お話の全容は半分見えたかどうか。そろそろ話をたたむ段階に入らないとせっかくの伏線を活かせないのでは、という懸念はありますが、ついて行く価値はあると思います。

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