あくたの死に際
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あらすじ
書かずに死ねるか。大企業に勤めて仕事も順調、彼女とも良い感じな社会人・黒田マコトは、実生活の小さな積み重ねによって心を病んでしまう。休職し療養に励む黒田は、学生時代の文芸部の後輩・黄泉野季郎と再会する。卒業後、売れっ子小説家になっていた黄泉野に焚き付けられ、黒田は再び筆を執ることにするが、それは艱難辛苦の道だった―――
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みんなのレビュー
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5.0
地に足がついている感じ
すごくすごくきちんと描かれている作品だな〜と思いました。
決して勢いがあるわけではない感じなんだけれど(私の体感として)、でもじっくり丁寧に描かれている登場人物達を知っていくうちに、グっと捕まえられて話離してもらえないような吸引力のある作品のように感じました。
主人公黒田の学生時代の立ち位置(特に後輩黄泉野との関係)から、現在の社会生活から小説との関わり、恋人との関係、などなどとても具体的かつリアルだなと。
それがあってからの「書く」ことを始めて向き合うまでの様子。
要所要所での黄泉野・恋人・出版社の担当者たちとの関わり。
ストーリーはどんどん展開して静かに勢いを加速していく感じで。
ジワ〜っと先がどんどん読みたくなっていきます。
書くということ、賞に応募すること、小説家としてデビューすること、売れること、そして何より0から1を生み出す苦悩、などなど。
なかなか面白い世界を知れる作品ですね!by kanoka666-
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5.0
物書きで食べていくということ
何か小説を買う時、今時の読み手は何を足がかりに購入を決めるのでしょうね。好きな配信者の紹介?コミカライズを読んで?あるいは売上部数でしょうか?
もしあなたに、本屋大賞他、ひっそりと気にしてる賞があるならぜひ推し作品作者を語り合…じゃない、こちらおすすめです。
大学生の頃、文芸部で小説を書いていた主人公黒田。就職して社会人として評価されていた中鬱を発症して、創作の喜びを思い出してしまい、プロの作家を目指すというお話です。
今時WEB上ではなく、出版社の賞を入り口に選ぶところといい、主人公は概ね真面目で真っ当な人。
なのにでもだからこそ、小説が絡んだ時に垣間見えるエゴが「ああ、この人は既に小説家なんだ」と読者をワクワクさせてくれるのです。
文芸部の後輩でありながら先輩作家の黄泉野とその担当編集犬飼、新米編集者幸田他、脇役らも個性が光る人たち。
やや絵にクセがありますが、はっきり言ってこの話には小綺麗な線は似合いません。
「このマンガがすごい!2025 オトコ編」13位と、まさに今評価されてきているマンガでもあります。マンガの最前線を追いたい方は今すぐ読んでください。by 色は匂えど-
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5.0
本を書くことの辛さと気持ちよさ
私は本を読む側で決して書く側にはなれない人間だけど、書く側の人たちは辛さと気持ちよさがちょっと分かったらような気がしました。
学生時代に文芸部だった黒田は早々に作家の道は諦め一般企業のエリートサラリーマンをしていたのだけど、ある日突然に会社に行けなくなり休職中に文芸部後輩で人気作家の黄泉田に会う。そこから急転直下に人生が変わりだす…by 六中おこわ-
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恋愛漫画じゃないのも、たまにはいいな。
黒田、どうなっちゃうんだろうな。
黄泉野の存在がこの漫画の要となってるね。by はれひれほれ-
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面白い
評価あんまりよくない?けど、面白い!
自意識と劣等感をみないように見ないようにしてきたのに、直面してしまって、そこからやる気出してる主人公に拍手👏
でも私が彼女なら嫌だから、彼女の態度もリアル。by しんちも聖人-
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