5.0
2025年1月11日テレ東23時アニメ化
※作者様、集英社、テレビ東京、制作サイド広告媒体声優さん他、どちら様とも一切無関係の一読者です。
待ちに待ったアニメ化を機に、一人でも多くの人に
読んで欲しくて投稿します。
「骸区」で一躍注目され、
「ロッカールーム」で「世にも奇妙な物語」にて実写化を果たした鈴木先生。
キャラクターの作り方が上手く、バトルの見せ方がセンス抜群な作者による、アクション漫画が本作です。
ぱっと見ただの太ったコンビニ店主、しかし前職は凄腕の殺し屋という異色ヒーロー、坂本太郎。
裏社会のOBでありながら、元バディのシン(テレパシスト)他、古馴染みとの情やら因縁やらで、大小色々な事件に巻き込まれていく、というあらすじです。
他作品だと、キャラクターが犯した罪の重さに苦しんだり、足を洗うのに必死になったりと悲壮感が出る(どころか主題にもなる)のですが、そのへんはメインはもちろんモブキャラまでも、綺麗さっぱり切り捨ててます。割り切った世界感にすることで、読者がバトルのワクワク感に没入できるようにしているのでしょう。
主人公も彼の元仲間たちも、どこか感情表現が淡々としていて、浮世離れした印象。実力者ほど「こいつヤバい」というデザイン上の記号は控え、バトルとのギャップで魅せる爽快感に重点を置いた作品だと思います。
物理的には(多分)有り得ない攻撃がかなりあるので、そこを割り切れる人におすすめします。
妻子持ちあるあるのコメディパート、強者が揃った世界ならではのちょっとした不調和など、幕間劇も秀逸で捨てるところがありません。
まずは構図の妙を、次いでセリフの切れ味を、そしてキャラクターの動きを追って堪能してください。
令和のカッコいいが詰まった作品です。
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