5.0
だいぶ変化球の無双モノファンタジー
ほぼ無意識に悪霊、邪念の類いを祓える主人公。
管理人として田舎の一軒家に住んだところ、まず曰く付きだった家が清められ、本人に興味を持った山神が居つき、芋づる式に他の神様も来て溜まり場に…というすごいお話です。
柔らかい絵、ほのぼのしたストーリーに癒されます。神様らのデザインも、世界観を崩さず、しかも平易でとっつきやすいのがいいですね。
30話まで読んだ限りでは、主人公の力については血統由来らしい(お爺さんが見える人だった)こと、くらいしかわからないです。なぜ文字が力を持つのか、悪いものが見えないのかなどは不明。
きっと終盤で明かされるのでしょうが、
詳細を知るモノが「教えてやろうか、お前が何者か」と聞いたところで「いえ、俺は俺だからいいです」などと主人公がさくっとゆるっと躱してしまう、なんてのも作品にそぐわしい気がします。
お家に来る神らがメジャー級ばかりで、そのうち天災の一つ二つ吹き飛ばしてしまいそう。
「八百万の神の国でそんな大物ばかり来なくても、近所のお稲荷さんとか来たらいいのに…」とはたまに思います。
主人公のご実家が旅館業なので、神様同伴の帰省が見られたらいいな、とこっそり期待しております。
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神の庭付き楠木邸