5.0
とりかえばやモノの秀作
平安時代からある鉄板ネタ、男女入れ替わり。
似たような話が山ほどある中で、どう作者のカラーを出すか、案外力量が出る分野だと思います。
この作品では、暗黙的な男女の役割、特に恋愛面でのそれに切り込んでいるのが見どころです。
それぞれにギャップを抱えた男女二人が入れ替わり、互いに素の自分でいられる人になる物語。
終わり方に賛否両論ありますが、私は簡単にor強引に、問題が片付いて終わるよりずっと誠実に思いました。
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青春の霹靂