5.0
設定が新鮮で面白い!
無料分の11話までの感想です。
魔獣の肉を自ら解体して食す事が趣味の伯爵令嬢メルフィエラは「悪食令嬢」と呼ばれ、婚約者を見つけなければ修道院行きと言われ、遊宴会でお相手探しを仕方なくする事に。
そこに現れた魔獣に襲われて、助けてもらったのが「狂血公爵」と呼ばれ皆から恐れられているガルブレイス公爵。
世間から避けられている二人が、何故か意気投合し魔獣狩りと魔獣の肉について盛り上がる。
この時に公爵が、「魔獣の肉を食べさせてくれないか」と言うのが、何故か日本式プロポーズの「俺に味噌汁を作ってくれないか」と同じ意味に聞こえてしまった。
そして、別れ際に今度会う時は捕らえた魔獣をお土産に持って行くと名残惜しそうに言う公爵。
花でも宝石でもなく魔獣なのですね。
実際に話はトントン拍子に進み、メルフィエラに求婚の手紙を送り、返事を聞くためにやってきた公爵ですが…。
約束通りに生け捕りにした貴重な魔獣をお土産に持って、馬車ではなくドラゴンに乗って伯爵家まで来ます。
そして魔獣を見て、大喜びするメルフィエラ。その様子にドキドキする公爵。
この二人、良いカップルですね。
メルフィエラが魔獣を自ら解体して食すのは理由がある様ですが、それはこれから明らかになっていくのでしょう。
設定がなかなか新鮮で、ここまで凄く面白く読ませてもらいました。
この先の展開が気になります。
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悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~