5.0
最終話まで読んで
最初は結構残酷な描写が多くて辛いです。あらすじには“エリカとラウールが苦しみと向き合いながら共に成長し、結ばれるまでの物語”とあるので、ハピエンなのは分かっていましたが、親の仇を好きになってしまって、どう折り合いを付けるのだろうと思いながら読み進めました。
罪のない大勢の人たちを長年に渡りアヤメるくらいなら、団長になる程の実力もあるんだから悪の元凶である一人(皇帝ジョセフ)をやってしまえばいいし、言い伝えも崩してしまえばいいのにと思ったので、事情はあってもラウールにはあまり同情できないなと思いました。“エリカの母親をアヤメたのは実はラウールではなかった”って事にワンチャン賭けたいと思いながら読んでいましたが、ネタバレになるので結果は書きませんw
40話の手前位からは怒涛の展開で、全ての謎や伏線が一気に回収されていきますが、悲しい、、、やった! 嘘でしょ?と感情のジェットコースターだったり、予想もしていなかったどんでん返しやビックリ展開など目白押しですw 作品前半では思いもしなかった形で、最後にストーリーが展開して、2人は結ばれます。最後まで飽きずに楽しく読めました。
-
0







愛する人を殺す時、私は何を思うだろう