4.0
実写映像化希望作品
個人的に、とても実写化されて欲しい作品である。
金田一蓮十郎氏の作品には、"ハレのちグゥ"の時代から全般的に、根底に
「家族とはなんなのか」
「恋愛とはなんなのか」
といった主題があると思っている。
この作品についてもそこは同様で、中でも特にそういったテーマがわかりやすく表面化している方の作品に感じる。
そして、この作品には
「父親になることとは」
「母親になることとは」
「親であることとは」
という、性別により期待される家庭での役割の違いやなんやらも描かれていて、性別の悩みにとても深く関わった人生を送ってきた自分にはとても共感しやすい部分も多い。
もちろん、金田一蓮十郎氏の作品特有のテンポの良いギャグシーンもキレッキレで、そこも期待していいと思われる。
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