5.0
強いようで弱く、弱いようで強い
曲さんをはじめ、登場人物たちが、強いようで弱く弱いようで強い人間臭い人達ばかりで愛おしいです。彼らが紡ぎ出す、行き当たりばったりのようで芯がある物語が好きです。
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曲さんをはじめ、登場人物たちが、強いようで弱く弱いようで強い人間臭い人達ばかりで愛おしいです。彼らが紡ぎ出す、行き当たりばったりのようで芯がある物語が好きです。
関連する仕事の内部に関わった経験と、近しい人たちを多く見送った身、この作品のとおりだと私ごときも感じます。医療・福祉の広きに渡り、多くの問題・課題があると思いますが、わかりやすく伝える作品に感じられました。
登場人物がみんな訳アリでクセがあるけど、みんな良い人で魅力的。彼らが絡み合ったり、すれ違いながら紡がれていく物語が絶妙。ジャズの共通項がパズルのように人物間にピッタリはまったときの爽快感は最高。会話の多くを占める長崎弁が良い調味料になっている。何度も読み返したくなる。
知人に勧められて放課後インソムニアを読み始め、知恩さんを経由して本作を読み始めました。こういう作風のものも描いていたのかと少し驚きました。
私には故郷がなく、舞台になっている様な風景とはあまり縁がありません。でも少し懐しい感じがします。その中で一寸変わった人達の日常が愛らしく思われて好きです。
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君は放課後インソムニア