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獣人と人間
人間でありながら獣人の白狼の元に嫁ぐことになった主人公。元夫や家族から受けた虐待のような生活がトラウマになり新しい生活の中でも苦しみから抜け出せません。そんな様子を優しく見守る獣人達。最初は受け入れがたく距離を置いて反発していましたが主人公の誠実さや真面目さ、元来の優しい気質が受け入れられていきます。
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39568位 ?
人間でありながら獣人の白狼の元に嫁ぐことになった主人公。元夫や家族から受けた虐待のような生活がトラウマになり新しい生活の中でも苦しみから抜け出せません。そんな様子を優しく見守る獣人達。最初は受け入れがたく距離を置いて反発していましたが主人公の誠実さや真面目さ、元来の優しい気質が受け入れられていきます。
記憶喪失になった事がキッカケで距離を縮める二人。失った記憶を取り戻す方法、そして思い出した記憶を受け入れて生きていく事ができるのか。
進行が丁寧な分、主人公達に共感してストーリーを楽しむ事ができる作品です。
お嬢様への過保護ぶりを巡る過程や、振り回される周囲の動揺する様子がコミカルで楽しい作品です。当事者のお嬢様が、もう一歩個性が際立つと更に展開が楽しみになったような気がします。が、読んでいて気分がアガる作品でおすすめです。
皇帝陛下の第一側室として指名された主人公エレスティアは、読書好きの優しい性格が皇帝陛下の目にとまり、溺愛が始まります。社交会や装飾品などの世界から距離を置いて、平和に読書をすることだけで幸せになれるエレスティア。引きこもり、というほどではありませんが控えめな性格や優しい気質が読者の共感を得るストーリーです。
公爵令嬢アルフィーナは、令嬢らから活発で破天荒な女性ですが、その快活さに周囲は引き込まれていきます。ところが聖女から疎まれ、最終的には殺害されてしまいます。転生しても同じ運命をたどるアルフィーナ。99回目の死去を経て、新しい世界が始まります。周囲の皆に愛されながらも自分の我が道をいくアルフィーナの魅力が楽しい作品です。
茶道楽の采夏は、天性の嗅覚・記憶力とともにお茶への感心が強く、現代版でいう「お茶オタク系女子」です。お茶のコンテストに出場するために都に来ましたが、誤って妃候補に登録してしまいます。テンポ良くストーリーが進行し、ネガティブにならず主人公の性格の良さや魅力が引き出されています。
顔に大きな痣があり、周囲の目を避けて生きてきた主人公が嫁いだ先は、視覚に障害のある旦那様。最初は受け入れて貰えずにいましたが徐々に距離感を縮め、嫁として献身的に尽くし愛情を育むストーリーです。なかなか現実は、難しい面もあるかも知れませんが、主人公の誠実さや強い愛情に共感を覚える読者も多いと思います。
原作と主人公慶次の活躍ぶりを際立たせる画が素晴らしいコラボレーションです。周囲のキャラクターの魅力も素敵ですが、やはり主人公の慶次がカブキモノとして命をかけて仁義を貫く姿勢はとても魅了されます。セリフも最小限の潔さ、キャラクターの表情や仕草も見逃せません。
主人公の亜人の少女が性別を隠して復讐を誓う設定から始まるストーリーなのですが、主人公の中性的で美しい容姿でありながら強い正義感・且つ揺れ動く心情に目が離せません。そして絵の美しさが際立って、(時々カジュアルで親しみのある画にもなる)展開が気になって応援したくなる作品です。
主人公イリーナは貧乏伯爵令嬢です。持ち前のポジティブな性格と可愛らしさで周囲から人気がありますが、顔も知らない相手に嫁ぐことを決意します。出稼ぎとして一時、働きに出ることになりなしたが、勤め先のお屋敷には結婚相手のミハエルがいます。人間離れした美貌のミハエルを崇拝するイリーナ。さながらオタク系女子のようです。ストーリーを引き立てる美しい画が魅力的な作品です。
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白狼の妻