5.0
自分軸と愛への導き
女騎士ポリアナ、いわゆる細身美少女強い系ではない、ガチで体を鍛えまくって頭をフル回転させて屈辱をたくさん味わいながらも最前線で何度も危機を切り抜けてきた根性の据わった女騎士の話です。最初は自分の意志で兵士に志願したのではなく、親に強制的に送られたが、皇帝(心は乙女、ポリアナに恋心を抱く)に認められた事から騎士としての自分に誇りを持ち、騎士としての自分を貫き通す事になる。女性のようなネチネチや繊細さはないが、心はとても純粋で真っ直ぐ。愛のない家庭で親に裏切られ、女性戦士という事でたくさん侮辱を受けますが、その心は濁ったり歪んだりする事なく真っ直ぐで、人間として魅力に溢れています。皇帝に認められ、最初は反発していた皇帝の部下たちも次第にポリアナのブレない騎士精神と人柄にポリアナを慕うようになっていく。ポリアナも心を通わせる事ができる友人や家族のような弟分もできていき、その発展を見ていると心が温かくなっていきます。
ルクソス皇帝は恋心をポリアナに抱きますが、10年程、一方通行。色々アピールをするのですが、ポリアナの忠誠心の前にはびくともせず。。。勘違い、チグハグやり取りがかなり笑えます。最終的に、プロポーズをして両思いになり、結婚するという直前でポリアナが騎士の自分を捨てられず、婚約破棄するのですが、ルクソス皇帝は法を整備し直して、ポリアナが皇帝と結婚して皇族となっても騎士を続けられようにします。ポリアナの騎士としての自分軸をブラさない事がルクソスの心を更に動かし、ルクソスの愛が最終的にポリアナの望みを叶えたのだと思います。ポリアナの意思の強さがルクソスの愛を動かし、現実への支えになったのだと思います。
すごく素敵な希望のある話で課金して全話読破してよかったと思っています。
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皇帝と女騎士