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仕事場でみる滝沢さんとプライベートの彼はずいぶん違う。部屋は結構散らかってて、普段はラフなスタイルだ。乙ちゃんも別人みたいな滝沢さんに驚いたみたい。
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87位 ?
仕事場でみる滝沢さんとプライベートの彼はずいぶん違う。部屋は結構散らかってて、普段はラフなスタイルだ。乙ちゃんも別人みたいな滝沢さんに驚いたみたい。
人生いろいろ、霊もいろいろ、悪霊もいろいろということですね。毎回お疲れ様です。
氷室君が抱えている過去のトラウマはかなり重そうだ。相手が女性のオメガだけに感情的かつ短絡的で対応に苦慮した苦さが今もしこりになって彼を苦しめている。このトラウマを乗り越えるには、本当の運命の番と交わることで解決することはないのだろうか?
本当は凄く嬉しいくせにすねてる。すねてるところが面白い。年下であることの弱みかもしれないが、会いに来てくれたことが何よりも嬉しいのに、浮き立つほどよろこんでいるのに、その言い草は何?
このやり方は長くは続かない。いずれほころびがでる。おそらく違法滞在の外国人を脅かして低賃金で働かせて利潤を得ているのだから、ばれるのは時間の問題だ。
岬君って頼りなさそうで、ぶれないところもあって、冷静で落ち着いて見えるけど、抜けてるところもあって、弱そうに見えて、芯が強く誠実なところもあって、素直さがキラリと光る時がある。
アザミは山吹花魁のお客を奪い取ったわけではない。花魁もそれはわかっている。わかった上でのアドバイスかもしれない。あの男は一筋縄ではいかない男だから気を付けるようにと。
ほんのひと時でも、このふたりが身分を忘れて過ごす時があったらどんなにいいだろうと思ってしまう。幼馴染として、友達として、恋人として自由にふるまえる時があればと願わずにはいられない。
古賀君、完全に乙ちゃんのこと好きで、独り占めしたいくらい好きで、誰にも渡したくないくらい好きで、抱きしめたいくらい好きならば、言えばいいのに!
一年間も悪霊が憑依していたとはぞっとする。その影響で体も壊してしまうとは、悪霊の影響は恐ろしい。
僕らの喉にはフタがある
105話
第53話-閉-