僕らの喉にはフタがある
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あらすじ
藤井乙葉(ふじい おとは)は、両親の別居により生活が一変する。妹の琴葉と母と暮らすことになった乙葉は生活を支えるために正社員登用を希望したが、幼い琴葉の面倒を見ながらの仕事は過酷だった。誰にも心のうちを明かすことが出来ず、追い詰められる乙葉。そんな時、乙葉は吃音症の青年、古賀文貴(こが あやたか)と出会い―…。「みんな知ってる」「私を笑わないで」のくるみ亮が描く “登場人物の気持ちを推測しながら読み進める”新感覚マンガ。【本作品の楽しみかた】本作品の各話は「閉(へい)」と「開(かい)」に分かれています。1話につきそれぞれ「閉(へい)」「開(かい)」の2種類の話が存在します。「閉(へい)」→「開(かい)」の順番で読むことで本作を最大限楽しんで頂ける構成となっています。・閉(へい)の特徴心の声を「閉」じた状態でストーリーが進行します。各登場人物の心境を推測しながら楽しんで頂きたい話です。「この場面、この人物はこう言ってるけど、実際はどう思っていたんだろう?」そんな思いを巡らせながらお楽しみください。・開(かい)の特徴誰かの心の声が「開」いた状態でストーリーが進行します。毎話誰かの心境の全てを表現した話です。それに伴ってセリフや絵柄なども変化します。「え、この場面ってこの人物はこんなこと思っていたの!?」「閉」で感じた印象との違いや驚きをお楽しみください。
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みんなのレビュー
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多様性を認めるSDGs精神が良き!
私は閉と開の進め方は、新鮮に感じます。キャラクターの表情から想像していた事が、合っていたり違っていたり、それが面白いです。進み方が遅いと感じる方もいるようですが、このテーマの作品にはこのくらいじっくり丁寧に描いていくのが合っていると思います。
吃音の方の気持ちが分かるのが良いです。勿論人それぞれ性格によって違うことを踏まえてですが、吃音症の方の中にも古賀さんのように話したいと思っている人もいるのだろうと思いました。
藤井さんを通してヤングケアラー問題や吃音の1つの側面を理解する助けとなる、
多様性を認めるこの時代に合った、素晴らしい漫画だと思います。
藤井さんと古賀さんだけでなく、周りの人もそれぞれ抱えているものがあって、それを掘り下げていきそうな気配で、今後の展開が本当に楽しみです。
くるみ先生、頑張ってください。心から楽しみにしています。by スケオタ- 1
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4.0
面白いです
「私を笑わないで」を全話読んで、良かったのでこちらも読み始めました。
今回もとても興味深い内容で、同じ場面でもそれぞれの立場や目線でどう変わるのかが描かれているところも面白いです。
「私を笑わないで」で主人公が働いてたスーパーで、今回の主人公がバイトしてたりして、こういうのちょっとツボです。
今後どう展開していくのか続きが気になるので、毎日少しずつでも、地道に課金しながら読んでいく予定です。by 匿名希望- 1
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1.0
おもしろいとはおもうけど・・・
新感覚というのでどんなものか無料分だけ読みました。カット割りもいわゆる単子本などのコミックを意識したものではなく、スクロールですーっと流れるように縦の巻物のように読み続けるのはたしかに新しいです。
ただ、この「閉」と「開」が同じ「イラスト」なのにあるキャラクターの心のつぶやきを公開していくのはちょっとうっとおしいかも。こういう心のつぶやきを今までいろいろな形で作者さんはイラストの中に埋め込んできたわけで、これを敢えて言葉にしてみるといろいろとドロドロしているので、気分が悪くなる。別に隠しておくべきものというわけではないんだけど、結局「建前」と「本音」の文化を露わにしているわけで、それを文字として読みたいのか?と思う。おまけに無料分だけだからいいけど、進みは倍遅く(2話とも同じだから)、同じものを二回読み続けることになる。確かにあるキャラクターの心情が文字になっているけど、それをもう一話分かけてまで知るべきものなのか?と思う。有料になったら倍の料金を払うことになるわけだから、ちょっと納得がいかないかも。
扱っているテーマも結構深刻なものなので、作者としては流してほしくない、考えて読み進めてほしいという思いもあるのかもしれないけど、ちょっとお節介な気もする。答え合わせをしているみたいと言うけれど、「答え」ではないと思う。だって「答え」なんてないから。こういう重いテーマをうまく表現している作家さんだっているわけで、そういう意味ではただ重くしているだけのような気がして、新感覚でもうまいわけでもないと思う。ちょっと残念です。by えてぼー- 4
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4.0
登場人物の立場で
同じシーンを、違う人物の思いを吐露するのを読まされるので、話のテンポはスローだけど、それぞれの心情は分かりやすいと思います。
主人公の立場は分かるけど、スーパー同僚のおばちゃんたちへ、苦手でも挨拶は笑顔で返した方が良いし、店長に頻繁に家族を理由に早退する、バイトの女の子に甘い顔を出来ないのは仕方ないです。
保育園の園長もそう。今だとコロナで他の保護者の評判も気にしないといけないし。
不満は居なくなった父親ではなく、母親にぶつけるべき。
それが出来ないから困っているんだろうけど。
ともあれ、今度の清掃会社は、社長はおおらかそうだし、経理の人も真面目な人で、ベテランのおばちゃんも面倒見良さそうで、主人公が頑なな姿勢を崩せたら、続けられそうかなと思います。
主人公のお母さんも、大変だろうけど、進学を諦めたといっても、高卒も悪くないけど、色々我慢している長女の気持ちを分かってあげて欲しいですね。by 匿名希望- 0
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3.0
くるみ亮先生の作品は
いつも考えさせられる。
吃音と気持ちの伏せている所を考えて行くお話。
最初に勤めていたスーパーが
別作品で務めていたスーパーで
そういう繋がりがなんか好き。
しかし
気持ちの開。閉。を
同じ課金のセットにして欲しいという希望が、、
閉の気持ちの文字が読みにくい、、
(敢えての事かもしれないですが。)
閉の方はあまり気にならないので
ストーリーを先に進めたい場合には
課金は開だけで良いかなと思ってしまった。
主人公の妹さんの吃音は
私もまだ、3歳だし
言葉を覚えたところで
言葉を選びながらだと思うので
主人公の考えすぎじゃないかな?
と、気になるところ。by アリス(*´ー`*)- 1
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5.0