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前の会社辞めたのにはそれなりの理由があったはずだ。でも現在取引先として関係している。ここは私情とビジネスは区別して割り切って判断しないと、両方とも上手くいかなくなるかもしれない。だからここは社長のいうように、腹をくくって頑張るしかないのでは?
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86位 ?
前の会社辞めたのにはそれなりの理由があったはずだ。でも現在取引先として関係している。ここは私情とビジネスは区別して割り切って判断しないと、両方とも上手くいかなくなるかもしれない。だからここは社長のいうように、腹をくくって頑張るしかないのでは?
除霊の祈禱に三時間以上費やすとはかなりの肉体労働でもあるから大変だ。今回の霊は数の多さと質の悪さがとびぬけているから時間もかかるのだろう。簡単にお願いしていいものか迷ってしまう。
ここに過去のエピソードを入れる訳、なんとなく理解できた。津軽の心の変化の経緯をもう一度復習する為。
これらの積み重ねを経て現在に至ることの証明みたいなもの?
鈴がまだ13歳のエピソードが何故ここに入るの?
なんか上手くできすぎてる!津軽が失踪してから約二か月、無我夢中で捜してフランスにたどり着いて、やっと会えた。
でも事態が複雑になっているから、会えて良かったと単純でもない。
兄様の責任大きいよね。フランスまで連れてきて迷子で行方不明にでもなったら取り返しがつかないから。まず身の安全は守らないといけないから冷静に行動してください。
何が幸いして何が災いするか本当にわからないものだ。偶然にしろ、鈴ちゃん、ヒナに出会った。もう信じられない!
偶然ではない。これは必然だ!
ひとたび意識してしまうと、もうあとには戻れない。今まで考えもしなかったことが起こると、以前のようにはならない。自意識が過剰に反応して、コントロール不能でどうしていいかわからなくなる。兄様の思いが深い分それは重くのしかかる。
兄様はもう限界!苦しいよね。津軽捜しにフランスまで一緒に来て、矛盾してるよね。でもどうしようもないよね。
まさに、男はつらいよの世界だよね。
フランスへ渡り、津軽にだんだん近づくにつれて兄様の様子が変わってきた。微妙だよね。ここまで一緒に来るのだって大変だったのに、これから津軽を見つけるまでどうするんだろう?そして見つかったら......
僕らの喉にはフタがある
113話
第57話-閉-