織は焦らなくていいから、少しづつ進んで行ければいいから。まだ記憶も戻ってないし、あーちゃんにも頼れないし、家や学校に居場所もないから、今は無理しなくていいと思う。でも開君と友達いつも気にしてくれるし、あーちゃんも見守ってくれるし、彼らが詩織を心配してくれることが詩織の味方の証だから。
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織は焦らなくていいから、少しづつ進んで行ければいいから。まだ記憶も戻ってないし、あーちゃんにも頼れないし、家や学校に居場所もないから、今は無理しなくていいと思う。でも開君と友達いつも気にしてくれるし、あーちゃんも見守ってくれるし、彼らが詩織を心配してくれることが詩織の味方の証だから。
きっとクラリスは別人のように美しく生まれ変わったように二人の前に現れたのではないか?
二人は言葉も失うくらい驚いているのではないか?
古賀君は大正解!社長とあずささんにまず相談するのが最初の一歩。このまま乙ちゃんと妹を二人きりにするのは危険だし、古賀君一人ではまだ手に負えないから。社長とあずささんなら話を聞いてもらえるし、助けてくれるだろう。
人々の感謝の祈りがただの大きな石を守り神にし、守り神になった石も幾多の災害から人々を守ってきたのだろう。いきなり移動され、知らない場所に置かれたのは本意ではなかったろう。石の気持ちから言えば残酷だったかもしれない。でも今は元に戻り平穏の中で石本来の役目が復活したので石も喜んでいるだろう。
この少年は、御膳試合を利用して浅野長政を仇と狙い倒すために参加したのだろう。剣の先が長政の顎にあたったが、側近がすぐに刀を抜いたので、命をとることはできないばかりか、その場で切り捨てられるだろう。それでもこの場に至りチャンスを狙ったのだ。この若さで相当な覚悟で臨んだはずだ。
村人全員切られなくて良かった。じい様印籠を渡して引き上げた。秘密守ってくれるかな?あずみの中に後悔の念があるかもしれない。それを引きずるかもしれない。そして自分たちのしていることの重大さをいつか知ることになるだろう。
あずみやっちゃった!もう後戻りできない。あずみを迎えに行った仲間がそのことをじい様に知らせた。さてじい様どうするだろう?四人の秘密保持の為、村人全員切り捨てるか、否か?それとも口止めして引き上げるか?
あずみはまだわかっていないかもしれない。お嫁さんになる人が何故自分を庇ってくれたか?男女の営みも人間の欲もまだ知らないから驚きでしかないはずだ。でも何かを感じたはずだ。ここで体験した事はあずみの中で様々な変化を繰り返すだろう。そしていつか、女に生まれたことの意味を考える時がくるだろう。
やはりじい様は関わらないことを選んだ。彼ならそうするだろう。あくまで四人の存在を隠す為だ。周りでどれだけ人が苦しもうと使命以外の戦闘はしない。だから人助けもしない。それを徹底しているから迷いが無い。それがじい様の哲学だから。
庄屋の息子の祝言の祝いを野武士が狙っている。そしてまだ誰も気づいていない。あずみ達四人とじい様で野武士切って村人たち助けてやるのかな?赤飯とお餅のお礼に助けてやって下さい。お願いします。
シックス ハーフ
041話
CHAPTER13(2)