5.0
騎士同士の恋愛
剣技が得意な貴族令嬢というヒロインはよくあるのですが、ヒロイン自身が騎士で、騎士同士の恋愛ってあまり見ないので新鮮でした。ヒロインがヒーローからのプロポーズを受けない理由がちょっと強引な気がして、別に妻になっても彼のそばを離れず守ればいいのでは、と思ってしまいました。
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42335位 ?
剣技が得意な貴族令嬢というヒロインはよくあるのですが、ヒロイン自身が騎士で、騎士同士の恋愛ってあまり見ないので新鮮でした。ヒロインがヒーローからのプロポーズを受けない理由がちょっと強引な気がして、別に妻になっても彼のそばを離れず守ればいいのでは、と思ってしまいました。
元の世界でも自分を虐めてきた子が異世界でも一緒って、最悪ですね。ギャグ寄りのストーリーのためか、時々キャラの顔がひどく崩れるのが気になりました。
ヒロインが無表情で表情筋がないに等しいのですが、それに反して心の声が激しく、そこにギャップ萌えを感じます。不遇な幼少期を努力で切り開いてきたヒロインなので、最後はぜひハッピーエンドで幸せになってほしいです。
物語の最初にここがどんな世界か、ヒロインが読者にしっかりと説明してくれるというメタ展開です。髪色が美醜を決める世界、という設定のみで突っ切ろうという感じがします。時々ファンタジーもので髪色が重要みたいな設定を見かけますが、髪を染めてみたらどうなんだろうって思ってしまいます。
恋愛なのか友情なのか、何とも言えない不思議な空気の漂う作品です。宝塚のように、男前な女の子って女子に人気が出るんですよね。実際にありそうなお話だと思いますし、青春を感じさせてくれるストーリーです。
中世ヨーロッパ風なのに、妖狐や鬼という和の要素が出てきます。ヒーローが妖狐という設定はタイトルから全然想像できず、読んでから予想外の内容でビックリしました。
絵は上手なのですが、顔の描き分けが甘く髪型が似ている男性陣がいて見分けられません。ルーミス、ヒロイン父、ヒロイン兄の3人、特に父と兄はそっくりで、父が若すぎる気がします。タイトルにある指輪は存在感があまりなく、それよりも刺繍の方がキーアイテムだと思います。
よくあるヒロインが陥れられて悪役令嬢の濡れ衣を着せられた、というパターンではなく、普通にヒロインの性格が最悪だったところから始まります。そこから改心し、自分のせいで不幸な目にあうであろう家族のために奮闘します。恋愛面では義弟と王太子の2人の候補がいて、順当にいけば王太子でしょうが、それでは普通過ぎるので逆に義弟と結ばれるというパターンもありだと思います。
両片思いなので、早く素直になってどちらかが勇気を出せばいいのですが、それがなかなかできないのが恋愛漫画ですね。相手が芸能人だからというより、どちらかというと幼馴染という絶妙な関係の方が恋人へと進むのに障害になっている気がします。
ここから悪役令嬢なるジャンルがメジャーになっていった、悪役令嬢ものの代表格です。男性キャラがみんなヒロインに惚れるのはもちろん、本来の主人公キャラの女の子までヒロインに惹かれるという展開が当時は目新しく思いました。
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極上騎士団長の揺るぎない独占愛