3.0
同じ境遇の人には参考になる…のかな?
先に色んな口コミを読んでしまい、とにかく主人公が愚痴っぽいというのを読んでしまったためにイチイチ確かに…と思いながら読んでます。
無駄に読者を感動させたいとか、何かの問題提議をしたい、みたいなものはなく、自身に起こった日記をそのまま漫画にしたのかな、という印象です。起承転結とか、主人公の成長とかを期待しながら読むものではそもそもない。
ゆえに、確かに主人公は愚痴っぽく読んでいてイライラすることもありますが、それがある意味リアルなんだと思います。
先天性の子どもを持つ親は聖人君子なわけではないし、ポジティブに子どもに100%の愛情を注げるのが当たり前でもない。むろん、それは健常児の親でも同じです。
自分の生活だって心配だし、体調が優れなければ夫に何でもないことでイライラすることだってあるでしょう。(だからといって、その感情を当たり前にぶつけていいものではないですけど)
なので、どこまでも日記として読むものだと思っています。
ただ、この経過を自身の感情的なことを、軸に公開しようとした意図は何なのかな、というのは読んでいても正直わかりません。同じような境遇の人に寄り添いたいならもう少し違う感情に軸を置いた方が良いだろうし、ただの記録であれば漫画として公開する必要はないのでは、という印象の話です。
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医者から赤ちゃんが難病といわれた話