4.0
人の嘘の言葉が、硬い音として聴こえてしまう特殊な耳を持って生まれた為に、周囲の人達に疎まれ故郷を離れなければならなくなった鹿乃子。ふとした事で、探偵祝そうまと出会う。
祝の助手として探偵事務所に勤めるが、依頼される仕事はなく雑用に追われながらも、事件に巻き込まれていく。
自分の能力を疎ましく思っていた鹿乃子だが、嘘を聞き分けられてもそれが真実で無い場合もある事。また、第三者からみたら嘘であっても、本人が真実だと思っていたら、鹿乃子には嘘に聴こえ無い。
祝の側で、自分の能力の限界や思い込みを解き明かされ、次第に祝に惹かれていく。
祝もまた、類いまれな洞察力と観察力ゆえに、周囲から浮いた存在で、孤独な一面を持っていた。
ミステリーとして読むには、謎解きが物足りない。ラブコメとしても、ちょっと物足りない。
ただ、最後まで飽きずに読み進められましたので、☆4で。
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嘘解きレトリック