こいつ何考えてるんだか
そんな手使って本当に宗ちゃんに勝ったって言えるのかよ
汚い手を使わないと勝てないようならその程度の男ってこと
恥を知れ
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こいつ何考えてるんだか
そんな手使って本当に宗ちゃんに勝ったって言えるのかよ
汚い手を使わないと勝てないようならその程度の男ってこと
恥を知れ
なんか急に宗ちゃんの顔が崩れてきたような…
ちょっと残念
美緒は何が言いたいんだかお見合いの時とは別人のよう
寝た途端図々しくなったと言うか自分勝手になったというか
うっとうしい女だけどそんな女が理事長はいいのかぁ…
あーこの作品は1話をじっくり飲み込んでからじゃないと次話にいけない…
人生で最も幸せな瞬間にカッセルは思い出したのね…
『今度こそは』…と
以前からぼんやりと思っていた
『不思議なことにすでに私の中に根付いている無力感』
イネスは転生時6歳でカッセルを婚約者に選んだ
カッセルは今世に転生しても今まで記憶が伴わなかったんじゃないかな
それでも本能的にイネスに惹かれ溺愛していた
今もまだ部分的にしか思い出していない
その断片的な記憶とイネスの言葉から理解してしまったのか
転生してるってことをそんな簡単に理解し納得できてしまうのか…
『見向きもしなかった私を なぜ選んだんだ』
今の疑問はそこ
だからたぶん最初の人生でイネスが自ら命を絶ったことはまだ思い出してないのでは
…そしてそれを思い出した時 きっとイネスが去った後の自分の人生も思い出す
そこにカッセルが回帰した理由がある
知るのが結構怖い…
いやぁ~ん♡
とんぼ返りも厭わずイネスに会いに行くなんて♡
そりゃあ初めてイネスから会いたいなんて言われたらじっとしていられないよねぇ♡
突然現れたカッセルに見せたイネスの笑顔が別人レベルに愛らしい♡
あぁーもうラブラブで何も心配することないじゃんよぉ
なのにどうしてもエミリアーノに会いに行かないと気が済まないの?
それは開けてはいけないパンドラの箱を開けることになってしまう気がする…
世の中知らなくてもいいこと知らない方がいいことはたくさんあるんだよカッセル
女性経験豊富な課長が今まで誰にも好きと行ったことがないことに驚いてしまった
ホントにやりたいだけだったのか~
好きでもないのにやるために嘘を言う方がもっと嫌かぁ…
子供の言う事にハッとさせられる時あるよね
その純粋さゆえに出てくる言葉
あぁそうだよねって当たり前のことを言ってるのに大人になるとその当たり前が当たり前じゃなくなってしまってたりして
もうその頃の心には戻れないんだけど時々そうやって子供と接して気づかされるのはいい事なのかな
最愛の夫エミリアーノを殺めたルシアーノ
その過酷な人生の記憶に苦しめられていたイネスはルシアーノを見てひきつけを起こし 以来彼はイネスと距離をとった
イネスはただただ愛するエミリアーノを奪った兄として認識していたのかもしれないが その前の人生で自分の命に代えてまでイネスを助けようとしてくれた兄だった
あの時どちらかが皇太子を撃っていたら家門は断絶となっていた
だからイネスは兄の為にも家の為にも自分を撃つしかなかった
エミリアーノを殺めたのもルシアーノにとっては家の為ではなくイネスの為だったのだろう
今回の人生でも兄の自分への愛情は変わらないと思えたのか
ひとつひとつ今までの人生のわだかまりが溶けていくようで嬉しい
どうかこのまま…二人の幸せが続きますように…
ご懐妊…なのでは
あの山荘で過ごした時カッセルは避妊薬を飲まなかった
そもそも飲み方が分からないけどピルみたいに飲み続けなくていいのか
どのくらい前に飲めば効くのか…
まさか直前に飲めば即効性?そんなバカなねぇw
カッセルがあのカンラン石にあそこまで執着したのは単にイネスに贈りたいからだけなのだろうか
まるで今回の人生の二人の運命を握る見えざる神の手に導かれてた気さえしてしまう
イネスがエミリアーノを知っている可能性があると知ったカッセル
頭のいい彼の事だからその瞬間にすべてを理解してしまったのだろう
なぜ売るつもりのないカンラン石を保管料を払ってまで店先に飾らせていたのか
なぜあの日イネスが過呼吸を起こして倒れたのか
なぜあの港の絵を嫌いだと言って捨てさせたのか…
単なる点でしかなかったものが一本の線に繋がった
そうなればもう自分でエミリアーノに会いに行く以外選択肢はない…
黒弁護士の痴情 世界でいちばん重い純愛
034話
第15話(2)