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ヒロインがかわいそうで…
ラチェリアのブラッドフォードへの一途な愛情に心を打たれます。気の毒な幼少期を過ごしたブラッドが本当に大切な相手に気づけなかったのは残念だけど、これもまた運命。それでも妃となったラチェリアにもう少し気配りしていれば最悪の別離は避けられたはず。反して、これまでの苦悩から解放されて他国で幸せを見つけるヒロインの姿にジーンときます。
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ラチェリアのブラッドフォードへの一途な愛情に心を打たれます。気の毒な幼少期を過ごしたブラッドが本当に大切な相手に気づけなかったのは残念だけど、これもまた運命。それでも妃となったラチェリアにもう少し気配りしていれば最悪の別離は避けられたはず。反して、これまでの苦悩から解放されて他国で幸せを見つけるヒロインの姿にジーンときます。
無料分だけ読みましたが、真雪は家業に対する熱意が半端なくて、今時っぽくない素敵な女性です。27才だけれど真面目で可愛らしく好感度が高いですね。対する青山課長はだいぶ拗らせていて、大人の男性としては物足りないかな。再会後はもう少し包容力と自信を持って、戸惑いがちな真雪の気持ちをきちんと受け止めてほしかったです。ハッピーエンドの予感ですが、その先もなんとなくモヤモヤしそう。
人の心の声が聞こえる異能を持つアダリーズ。知り合い程度のお付き合いならよいけど、恋人や夫が相手だと、これはつらい😓それにしても、見目麗しい公爵令息デイートリッヒの心の声が面白すぎます。本能ダダ漏れでちょっとお下品。これはアダリーズも引きますね。無料分だけ読みましたが、これからの展開が楽しみです。アダリーズは賢い令嬢だから、そんな二面性ありのデイートリッヒとどのように絡んでストーリーが進むのか読み進めたいと思います。
仲の悪い兄王から追放よろしく隣国へ嫁がされたフェリシア。美しい容姿をヴェールで隠し、聖女到来後に市井でひとり生き残る道を探ります。お相手のウィリアムの気持ちに全く気づかず、外出先で見守られているのも知らず、着々と準備に邁進する姿がなんとも面白いです。こんな王族らしくないお茶目な女性なら、それはもう愛されますね。ハッピーエンドを期待しています。
アーシェとザックのやり取りがほのぼのとしてストレス無く読めます。ザックは若いけれどさすが王族だけあり、高潔でしっかりしてますね。ボンクラな婚約者と邪悪なミアが絡んで面倒ごとを起こしますが、二人の絆をさらに強くする作用ありです。ザックの身分上、紆余曲折がありそうですが、ハッピーエンドまでの展開が楽しみです。
婚約者の王子に恋人ができて身勝手に捨てられる聖女ブランシュ。故郷に戻り幼馴染のレイモンドと偽の婚約をし、この後に予想される悲劇から守ってもらう。どこかで読んだような平凡なお話だけれど、影があるレイモンドが素敵なので気持ち良く読んでいます。決して、「おじさん」じゃないですよ。
愛するアベルを守るために転生するたびに頑張るクラリス。ジェラルドがなぜ反逆したのか、深い理由がありそう。そしてアベルは一見理想的な夫だけれど、なんだか胡散臭い。クラリスを殺害したのはアベルかしら?謎が多いです。
地獄の王ベリアルとイリアの関係が面白いです。本来の上下関係まるで無視で自然体なイリア。そしてチクチクと口は悪いけれど、決して彼女を見捨てないベリアル。宮廷魔道士の職場環境は良くないですし、辞めて新しい世界に飛び込むのは正解。最後はベリアルとハッピーエンドかな。
人生巻き戻り…好きです。キャサリンの復讐劇も興味深いけれど、今世では誰と結ばれるのか気になります。王太子は単純で流されやすいけれど、今は優しく愛情深い夫。そして何より権力者。もう少ししっかりしてくれると申し分ないですね。夫妻の関係の成長が楽しみですが、もしかすると護衛騎士さんがヒーローかしら?
無料分と皆さんのレビューを読んでみました。冷たい政略結婚から溺愛へ…かなと思っていましたが、なかなかに複雑で登場人物の感情が絡み合うストーリーですね。王ハロルドが唯一の子を産んだベルタに心を寄せていく過程は、ゆっくりふんわりと伝わってきます。手を取り合い良き君主夫妻になるのでしょう。でも前王妃は少し気の毒。子どもさえいれば、ハロルドは彼女を唯一として大切にしたでしょう。皆、時代に翻弄されたのですね。
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ラチェリアの恋