男爵令嬢も転生者か、と初登場時から分かってはいたものの、ゲームをなぞり過ぎだろう。しかも、逆ハー狙いっぽいし。臨機応変な対応を求む。
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775位 ?
男爵令嬢も転生者か、と初登場時から分かってはいたものの、ゲームをなぞり過ぎだろう。しかも、逆ハー狙いっぽいし。臨機応変な対応を求む。
男に他意はないんだろうけど、まあ、ガサツだよな。お花の件も、別に王女のついでとかではなく、どの花が良いとかよく分からなくて、女性が好みそうなのはこういうのかな、というラインで選んで、キャロラインに贈ったら似合っていた→あ、良かった→だったら婚約者にも似合うよね、ぐらいの感覚ではなかろうか。お祭りの件も、嫌々来たとかではなく、リスケしてでも君と過ごしたかったんだ、と本人は言いたいんだろうな、と想像。こんな語彙力で王女の騎士志願……お荷物にならないかなあ。
いや、卵ぐらい売れよ。あと、徴兵制のある国で、軍人を人殺しと非難するのもどうかと思う。それも名家の坊っちゃん相手に。
ただ、藤四郎自身、家で良い扱いを受けていないようなので、村の皆にも伝染している状態なのだろうか。
生け贄を捧げる日までは確実に生きていてもらわないと困るのだから、千鶴に卵の一つも売らないのはやはりどうかしているし、我が物顔って何だよ。
魔力の塊から糸を紡げる人なんだから、そりゃ、糸に力を込める事ぐらいできるよな。
そもそも加護縫いとは何ぞや、な初回でポシャって、以降は馬車馬の如く働かされていたから、試しにやってみよう、という心境にもならなかったんだろうな。
というか、父や妹が、予備知識もなしに加護縫いができるようになったなんて、本当かよ、と言いたくなる。
1日でドレス作れって無茶振りされて仕上げた後、親父にぶん殴られたのって、つまり、親父のセンスが悪いから? 自分の美意識に合わないから殴ったのか、センスの良さに嫉妬したのか、どっちだ。
まじで(笑)。さすがにもう遠方過ぎて、念話は通じない状態か。
残念評価については、別の意味で、まあ、という気がする。せめて、と言って団長は馬車を用意したが、その前に、エリーを連れて国王に謁見すべきだったのではなかろうか。
聖女は形骸化、とか言う割に、真の聖女とかいう女を推している王子は、己の矛盾に気付かないのだろうか。
婚約の件はまだしも、聖女の交代を王子の権限でやっているのも謎。神殿とか教会とか、誰が聖女か認定している機関がある筈なのに、こんな勝手が通るものなのか。信託の意義はどこに行った。
あの茶会の状況で、フィオーリがマリーナの茶に悪戯する余地がどこにあったというのか。あと、隣の席でさも聞こえるように自分の悪口を言われていたら、ちゃんと抗議しようよ。悪口を放置すると、どんどん拡散するぞ。
サイコパス。嫌がらせのために、条件の悪い男に嫁がせたのに、蓋を開けたらイケメンだったから、キャンセルして、むしろ私とくっついて欲しい、と言っているようなものだが……地味、地味と言うけど、マリーナもそこまでの美少女ではなかろうに、その自信はどこから来るんだ。
これから男と逢い引きする現場に、自分が婚約破棄される原因になった女を呼び出して、悪評を上書きするような真似を誰がするか、という話である。
あとお嬢さん、幾ら公爵令嬢の親友だろうと、男爵令嬢は男爵令嬢だし、爵位を持っているのはお父さんであってあなた自身ではないから、辺境伯相手に身分云々を言うのはどうかと思う。
自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。
014話
第7話(2)