8年振りの親子の再会でその遣り取りはどうなんだ、とは思うものの、家の窮状を知りながら実家に一銭も寄越さず自分達だけ良い暮らしをしているとは何事か、と怒る父の気持ちも、分からなくはない。でも、こちらの事情を聞くでもなく、ただ権利を移せ、あまつさえ、余計な事、はないものだ。たった今、その「余計な」ものを寄越せと言ったばかりなのに。
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8年振りの親子の再会でその遣り取りはどうなんだ、とは思うものの、家の窮状を知りながら実家に一銭も寄越さず自分達だけ良い暮らしをしているとは何事か、と怒る父の気持ちも、分からなくはない。でも、こちらの事情を聞くでもなく、ただ権利を移せ、あまつさえ、余計な事、はないものだ。たった今、その「余計な」ものを寄越せと言ったばかりなのに。
王子はどこまでも前向きだな。あれか? 教師達の気遣いで、手加減で勝たせてばかりもらっていた感じか? 周囲が軌道修正する頃合いを見計らっているうちに、王子がダンジョンに行く事になってしまい、慌てた王がアレクを同行させる事にしたとか、そんなところだろうか?
この場合、教師達が軌道修正をし損ねたのは、往時の高過ぎる気位が原因だろうな。であれば、ダンジョンに行く前に、アレクに魔法の試演みたいな事をさせて、王子に実力を見せるとか、一工夫必要だったのではあるまいか。
68層の前評判にしても、あまりに話が大き過ぎて、実際に見ていないものを信じろというのは、確かに無理がある。その一点だけで王子は正しいが、庶民は無能だとの思い込みが激しくて、頭から否定するのはどうかと思う。宮廷魔法士の資格を何だと思っているんだ。
誰にも言わないで、というなら、なんで王太子に鞭の痕を見せたんだ、妹よ。
婚約者の会合の場に、無邪気振って割り込む妹。相手によっては礼儀のなっていない娘だ、と軽蔑される可能性もあったのに、乗り切れたから、ヨシ、このまま略奪ルートに入るぞ、となったんだろうな。
王太子は、伯爵一家の素行を調べるくらいなら、財政状況もついでに見てくれよ。というより、親の行状も分かっているなら、ロロナが商売をしている理由も察しが付きそうなものだし、仮に両親の事だけ不問に付したとしても、それで彼らの行状は改まるの? 短期的にしかものを考えない人だな。
持参金の問題が拗れて婚約解消と思ったら、実は男の心変わりが理由だった、というなら、慰謝料の請求できそうだな。でも、どうせなら、もっと上手に誤魔化せば良いものを、女の方が爵位が低いから嘗めているのか。
顔が潰れた死体なんて、本人かどうか分かったものではない。
そもそも本当にカナリアとノアがそういう仲なら、セザールの部下がいる前で、房事云々言うわけがない。
どうせ離縁するつもりなんだから、夫の部下の目なんか気にする必要ないもん、という解釈もあり得るが、セザールが大物貴族と縁戚にならないよう、弱小貴族の娘を押し付けたエブゲニアが、カナリアとノアの結婚を許す筈がないし、仮にも兄の元妻を愛人に、というのでは、外聞が悪過ぎる。
この状況で、カナリアがセザールと離婚する利点がない。
さあ、ブリジット、素直に告白するのか。ツンデレに逃げるのか。どっちだ。
もう小説がどうとか打ち遣って、「ベルク家の新婚さんいらっしゃい」で良くない?
ロングハーストが傾いたのは、アビーが嫁いだ後なのだから、アビーのせいでロングハーストが駄目になった、とは言い掛かりにも程がある。
むしろ、なんで領民がアビーの事を知っているんだ。やれ男遊びが激しいだの、変な噂があったのは知っているが、あの目のせいで疎まれて屋敷に閉じ込められていたのに、うちの娘は不吉な金色の目で、と家族が吹聴するとも思えない。それとも、逆恨みした家族の誰かが、後知恵を授けたか?
いや、だからさ、パティさん。その元伯爵令嬢になってしまった妻を、ジェラルドは敢えて世間に御披露しているんだって。その意味が分からないのか? もう政略結婚ではないのよ。
病弱(嘘)令嬢は婚約破棄したい~お金勘定に忙しいので、結婚したくないんです!~
014話
第6話(2)