幸次と結婚が決まった時の、香耶の勝ち誇った顔は何だったのだろうか。てっきり、幸次の事を好きなのかと思ったが、単に美世をいたぶりたかっただけか。なんのかんの言いつつ、己の性格の悪さは分かっているような気がするのだが、の割に、明らかに蔑む目を向けてくる清霞に「綺麗」なんて見惚れるとか、呑気か。
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幸次と結婚が決まった時の、香耶の勝ち誇った顔は何だったのだろうか。てっきり、幸次の事を好きなのかと思ったが、単に美世をいたぶりたかっただけか。なんのかんの言いつつ、己の性格の悪さは分かっているような気がするのだが、の割に、明らかに蔑む目を向けてくる清霞に「綺麗」なんて見惚れるとか、呑気か。
つまり、ガチの大雨が来たら、ペトラさんではやませられないわけね。確かに馬鹿だわ。周りの人間だってきちんと詳細を詰めれば、王子の方がおかしいと分かるのに、そうしなかったのね。この手の話を読む時にたまに思うのだが、王や大臣は何やってるの?
こんな、吸血鬼みたいな顔した王子から、陰気とか言われてもな。
聖女って必ず王族と結婚しないといけないの? それはこれ、これはこれでは? 女として気に入らないなら、婚約だけ解消して、聖女としての役目だけ果たしてもらえば良い。その方がお互い、傷が少ないと思うの。
猫の1つも被れなかったから今があるのに、どうやってサラになりきるつもりなんだか。
そして、あの父にとって家族って何なの? いや、この辺りの浅薄さが透けて見えるから、後妻はあんなに苛立っているのか?
それにしても、血筋がものを言う貴族社会で、公爵家の血を引く実の娘を、伯爵である父が育児放棄してるって、珍現象が過ぎる。
サラは、そもそも何故アイリーンが入れ替わりを画策したのか、忘れたのだろうか? 夫が自分に無関心だからだぞ。仮に、夫が入れ替わりに気付いていなかったとしても、好きになったのは入れ替わった後の「アイリーン」なのだから、資格がない、というのは違うと思うぞ。
式神とかいるのが当たり前な世界なんだよな? 化け物に耐性のない家族が環に怯えるのはしようがないにしても、専門家に見せようとか思わなかったのだろうか? どう考えても食べ残しの魚やら、カピカピのお握りやらーーそれでも生かしてもらっただけマシだと思うべきなのか。うーん。妹は、姉が猫憑きだと最初から気付いていたの? それは結果論で、姉が激昂して自分を殴るとかするよう誘導したかったの? さして美少女とも見えないのに、なんで晴信の嫁候補ナンバーワンとか言われているのだろうか。見栄張って嘘でも吐いているか?
旦那のイメージを守ろうとする妻(笑)。
実用性重視のセザールの意見も、まあ、分からなくはない。単純に資源として見た場合、こちらの方が再利用もし易いし。
結婚当初とは違い、カナリアはもう、メイドに嘗められていない筈なのだが……兄はどうやって部屋に侵入したの? メイドが出払った隙を突いて来たの? その前に、警備兵とか、執事もいると思うのだが、全部すり抜けたの? あんなんで、実は凄い手練れなのか? でも、剣を向けられてびびってるし。この宮の使用人が平和ボケしているだけ?
いや、久堂様、もう結婚する気満々じゃないか。来年、あの桜の着物を着た美世を見たいという事なのだから。遅かれ早かれ誰かとは結婚しないといけないのだから、少しでも良いと思ったなら、その気持ちは大事にすべし。
たった一夜のパーティーで、リリエルの世間知らず振りがばれてるよ。
本人は政治を学んだと言っているが、それでどうしてああなったか。
クロッカス邸の騎士達とリナの遣り取りを見れば、彼らは単にリリエルという個人が好きなだけで、彼女の思想も理想も分かっていないと気付くだろうに、そこのところを大して気にしている風にも見えない。結局のところ、彼女が金科玉条の如く掲げている理想も、ファッションに過ぎないのだろうか?
わたしの幸せな結婚
017話
第九話 嫌いなのは…(2)