心の中でどう思っているにせよ(いや、王族の方々、全力で声に出してましたけどね、ケモノの国って)、それでも相手は大国だという認識はあるのに、何故この結婚を有効活用しようとしないのか、不思議な国である。昨日の今日とはいえ、嫁入り道具が最低限の身の回りの品だけって、何を考えているのか。持参金の意味、分かってるのかしら。
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心の中でどう思っているにせよ(いや、王族の方々、全力で声に出してましたけどね、ケモノの国って)、それでも相手は大国だという認識はあるのに、何故この結婚を有効活用しようとしないのか、不思議な国である。昨日の今日とはいえ、嫁入り道具が最低限の身の回りの品だけって、何を考えているのか。持参金の意味、分かってるのかしら。
色が白っぽい程、美しいのがこの国の価値観。それでなんで、黒髪のメイドが、茶髪の王女を馬鹿にする事になるのか。まあ、王族としては、という事なのだろうが、ちょっと毛色が違うだけで政略結婚の道具とも見なされないとか、どんだけ許容が狭いんだ。
目障りな姉が他国に嫁いでくれるなら、それはそれで良くないか?
というか……あの、ミアが昏睡している間の様子を見てくれた先生は、どういう立ち位置の人なのかしら? 難しいって何が? まさかあの先生が黒幕とか言わないよね?
降るような縁談を断りまくっているのは自分なのに、1人だけ幸せになってずるいとか、ミアは何歳なの? 姉の方が優秀で上のクラスに行ったら裏切り者。いや、お前も上に行けるよう努力しろよ。そういうところが、姉ほど親に愛されない要因だろうに。
妹よ、そんな真っ黒な目で、お姉様は性悪よ、とか言っても説得力ないよ。そのお友達も、一々人を当てにしないで、自分でどうにかしなさい。
国が違えば文化も価値観も違うの。てか、大国と持ち上げたり、ケモノと罵ったり、態度がブレブレ過ぎて、この国の外交が心配過ぎる。なんで今まで存続できたんだ。
王族には珍しいというだけで、金髪以外の人間はこの国に幾らでもいるのに、この金髪至上主義は何ですかね。自分達には見た目しか取り柄がないと言っているようなものだと、気付いてる? 本人を前に求婚しているのに、人違いも何もなかろう。という事は、この国から他国に嫁いだら王女様は、夫が黒髪だったら、おお嫌だ、なんて醜い人なのかしら、と思うの? そんな嫁は嫌だ。
地味=汚いって、どういう価値観だよ。金髪・碧眼の家系を維持するために、同じく金髪・碧眼ばかりの家から代々王妃を迎えているのか。そんな事してたら近親婚になって、血が持たない気がするのだけど。あと、穀潰しの意味を分かっているのか、と突っ込みたい。そんなに気に食わない娘なら、臣下の養女にでもすれば良くないか? 外国からの客人の前でも親があの態度って、求婚相手に失礼じゃないかな?
令嬢として学ぶ事って色々あると思うのだが、この妹の頭の中にはスペックと顔しかないのな。折角恵まれているのに、人の事をそんな風にしか評価できないなんて、逆に可哀想になって来る。
マシュロ、やはりセレンの事が好きなのか?
しかし、ほぼ独り言で王子に聞こえていないとはいえ、よくあんな口を利けるものだ。身分感覚の緩い国なんだろうか。
常識的に考えて、婚約者よりもその妹を優先する奴なんていないだろ。家同士の結婚で、別に姉でも妹でも関係ないというなら、とっくに婚約者なんて代えている筈で、もしヘリオスがマリエッタの方を優先したいなら、セレンとの婚約解消が先だ。マシュロは筋違いにも程がある。
捨てられた地味王女は白狼殿下に溺愛される
006話
第2話 (3)