原作、漫画とも最終話まで読み終えています♡
待ちに待った溺愛ターンの始まり♡
初夜以降デミアンは別の寝室を使おうとはせず、クロエ自ら鐘を鳴らす時以外使用人の寝室への出入りを禁じます。公爵は妻を片時も離さない、という噂が使用人達の間に広まります。
散歩中に二人が愛し合うシーン。原作ではもう少し詳しく描かれており、まるで映画のワンシーンのようで大好きです。立入禁止の狩猟場へ散歩に出掛けたクロエは、人の気配を感じて木の陰に隠れます。「子供みたいにかくれんぼをするのは、品位に欠ける行動だ」と外出したはずのデミアンが現れ、木の周りを歩いていたクロエと鉢合わせ。「お帰り下さい」と言うクロエに突然キス。その時雨が降り始めたので、デミアンはクロエを抱いて森の中の礼拝堂へ。クロエがタオルでデミアンの彫刻のような顔を拭いていると…♡♡な展開。
「公爵様は、なぜこんなにしつこいんですか?」(←爆笑)
と、(彼の名前を何度も懇願していた為擦れてしまった声で)聞いたクロエ。うんうん、もちろん「性格」もあるけど禁欲期間が長かったもんな…笑。(初夜以降は、昼も夜も彼に妻の義務を果たさなければならなかったそうですよ~)そういうクロエも、最初は涙が出るほど痛かったその行為が、繰り返す内に痛みは消え、密やかな喜びが体の中で花開いたと。彼が本当に愛する人にはどんな姿を見せるのだろうかと気になり、これ以上に情熱的になれるのかしら?公爵は誰かを愛する事ができる人なのかしら?ちょっと待って。私がどうしてそんな事を考えているの?とも。利害関係の一致による結婚だとクロエはまだ考えているようですが、どう見てもお互いに溺れていますよね♡
あーぁ、グレイがガッツリ覗き見しちゃってるよ。従順で聡明で思いやりがあり、容姿端麗。使用人としては最高なんだけど、彼はこうやって時々一線踏み越えた欲を出すから苦手。
クロエが一番高く評価するデミアンの美点は、計画を立てるのが上手なところ←え?
気分屋の子爵とアリスの被害者として暮らしていたクロエならではの珍回答。不満に思ったマーガレットは「わずかな時間でも奥様と離れているのがお辛いんだと…」と。王立士官学校の生徒になってからは、城で過した時間が数えるほどしかなかったらしいので、使用人から見てもデミアンの変化は顕著だったのでしょう。愛ですよ!愛!!
次回は41話に再投稿します~。
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その品格に反抗を
031話
第31話