マクシーを人目に触れないように閉じ込めておく為の離れ。
アグネスの離宮とは、親からの気持ちが天と地ほども違う。
唯一の味方のはずの乳母もクロイソに洗脳されていて、味方にはなってくれない。
こんな場所で22歳まで?過ごしていたかと思うと胸が詰まります。
「私がロゼの半分でも美しければ…」とか「私を必要とする人なんてどこにもいない」とネガティブ全開だったマクシー(1話)が、リフタンから愛情を注がれて変わろうとしたけど、それも一年ほどの話。
「一族の恥」「ごく潰し」「いっそのこと母親のように病気にかかって死んでしまえばいい!」(4話)
そんな言葉をずっと浴びせられて過ごしたのが人生の大半の記憶で、「何があっても変わらない愛情」を簡単には信じられないのも無理はないと思います。
私はいつも信じることができず疑ってばかり
エチレン城にまで追いかけて来た後、「私のことが嫌いになったんですか?」とリフタンに泣きながら確かめたのも、今思えば試し行動の部分もあったのかも。
命令に逆らって、約束を破っても、それでもリフタンの愛が変わらないか確認したい。その時はそれで安心しても、また別の出来事があれば不安になる。
クロイソ城に帰ったのも、心の底ではリフタンが迎えに来てくれるかどうか確認したかったのではないでしょうか。
「どうかお前が穏やかに過ごせるよう祈ってる…」
リフタンの願いが今の今までマクシーにちゃんと届かなかったが切ない。
(ここ数話、リフタンに厳しいコメントばかりしてしまいましたが、彼にとってもこの愛は試練よな…)
こうやって会いに来てくれて、追い返されても帰らずに城門の外でたたずんでいるリフタンを見ても、自分のことを拒むかも…とまだ思っちゃうんですね…。
自尊心を徹底的に叩き潰し、愛情を受けても簡単に信じられない。マクシーをそんな風にしたクロイソに心底怒りと嫌悪を感じます。
…最後のシーンが嫌すぎる…
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オークの樹の下
147話
第147話