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隣のダブルが何かいきなり最終話になったなと思ったら、今度はヒロインと相手役が入れ替わり視点を変えて続くというオチでした。
個人的には桜太の方が好きだったので、結末は少し残念だけど、隣のダブルの続きという意味では、ハッピーエンドかな。
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9688位 ?
隣のダブルが何かいきなり最終話になったなと思ったら、今度はヒロインと相手役が入れ替わり視点を変えて続くというオチでした。
個人的には桜太の方が好きだったので、結末は少し残念だけど、隣のダブルの続きという意味では、ハッピーエンドかな。
この作品は、なかじ有紀さんのそれまでの作品に比べると、主人公達の年齢も高校生から大学生に上がって少し大人っぽく感じました。
作品のほのぼの雰囲気は相変わらずだけど、型通りの少女漫画設定だったそれまでとは違って、もう少しリアリティーを感じられる作品で面白かったです。
初っ端からけっこうな画力でシュールな絵を連発していて、それが内容のシュール感も際立たせていてとても面白かったです。
始めはお子様向けかな?と思って読んでいましたが、実はけっこうギャグや突っ込みのセンスがシュールではまりました。
本編では、達也も深雪も真面目過ぎて面白味のないキャラだなと思っていましたが、こちらはとてもギャップがあって面白かったです。
設定的には凄く未来的な魔法だの科学技術だのが進んだ世界ですが、キャラの性格や学園の体質は何だか昭和チックでした。
今時の高校生にしては老けすぎだろうとか。
しかしお話自体はこみ入っていて面白いです。
ワルモノさんと可愛いパンダさんとのギャップが面白いです。
でも現実では、日本のパンダは次々と中国に返還されてしまって、ワルモノさんにとっては一大事だろうな(笑)
本編の方は、カズマが主人公なので、ストーリーよりもノリと勢い重視という感じでしたが、メグミンにスポットを当てると、実はけっこうちゃんとしたストーリー設定がある事が分かって面白かったです。
タヌキが落語をするという設定も面白いですが、咄家達が皆女性であるのが普通の世界で、しかもそれが明治の頃らしい設定なのに、本当に実際そうであったかの様なリアリティーのある描かれ方をされているのが上手いなぁと思いました。
昔懐かしい感じの、魔法学校やそれに纏わる冒険ファンタジーが好きな人にはオススメかなと思います。
アッコも、昭和の頃にはよく見かけたタイプのヒロインですが、何となく微笑ましい感じです。
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