5.0
原作読んだことある!!
けったいなタイトルの作品だなー、と思ったら沖田×華さんが作画で原作が新井素子、ということで何と奇跡なコラボじゃないですか!?しかも原作が「二分割幽霊奇譚」、これ、遠い昔に読んだことある!!確かNHKFMのラジオドラマにもなってて聴いたことあるはずなんだけど、内容が思い出せず…試し読みではまだ記憶がリンクしてこない。
だからこそ、新たな気持ちでワクワクしながらまた読んでいこうと思います!!
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レビュアーランキング 2598位 ?
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けったいなタイトルの作品だなー、と思ったら沖田×華さんが作画で原作が新井素子、ということで何と奇跡なコラボじゃないですか!?しかも原作が「二分割幽霊奇譚」、これ、遠い昔に読んだことある!!確かNHKFMのラジオドラマにもなってて聴いたことあるはずなんだけど、内容が思い出せず…試し読みではまだ記憶がリンクしてこない。
だからこそ、新たな気持ちでワクワクしながらまた読んでいこうと思います!!
今話題の作品ということで無料分を一気読みしました。
予想以上に本格的な作品で評価の高さに納得です。
一見ワルだけど確信犯的な優等生あるあるで世間を斜に見ていた主人公が、運命的とも言える「絵を描く喜び」に出逢ったことで、今度は泥臭いまでの情熱と努力で絵に向き合っていく姿に胸を打たれます。ちなみに自分も中学・高校の美術部で油絵をやっていたので、絵を描く喜びや高揚感を再び思い出してしまいました。そして挫折のほろ苦さも。
いい作品に出逢えました。
令和なこの時代、まさか電子版でじゃりン子チエを見れる日が来るとは…!?
素晴らしすぎます!
脳内でテツ(西川のりお)とチエ(中山千夏)の会話が再生されているのは…、きっと私だけではないはず!!
これだけコミックとアニメが地続きになってる作品も数少ないよな、と思ったらアニメ版はあの高畑勲が監督していたんですよね、納得です。
西の人間である自分にとり、じゃりン子チエのコミックは商店街の昼下がりのお好み焼き屋さんの本棚にズラーッと並んでるイメージが強いです。
それも、背表紙が陽に焼けて、ソースの臭いが染み込んでるの。
それで、テレビから吉本新喜劇が流れてて…、って、全然レビューになってないけど。
まぁ、それだけ(昭和の)関西人のスピリットを凝縮した作品だと言うことです。
めちゃコミさん、ありがとう!
ずっと気になってた作品で、ためし読みもたくさん読めるとあり、手に取りました。
男女逆転、とあったのでBLぽいかもと警戒していましたが、その辺はこの時代なら実際こうあり得てもおかしくないかなという展開で納得しました。それにしてもこの作者の絵柄が余り嫌みがないので男女逆転という一見突飛な発想の内容が違和感なく受け入れたのはそれ以外の点で史実にきちんとアプローチしていたからだろうな、と納得しました。ポイントがたまったらまた読みに来たいと思います。
この舞台になっている病院のすぐそばの学校に連載当時リアルタイムで通っていたので友人達と大いに盛り上がっていたことを思い出しました。
動物のお医者さん連載終了後、禁断症状が出かかっていたので本当に嬉しかったし、前作と変わらぬ佐々木ワールド全開を思い切り楽しめました。
余りこの方の作品では恋愛に絡む話はみかけないのですが、太宰治似の患者さんとのエピソードは、なんかウィットに富んでいて印象深かったです。
それにしても、本当にこの方の描く線は綺麗ですね。最近のスキャナー任せの背景とは異なる絵の美しさも素晴らしいです。
続篇を今年の内にまた見ることができて本当に嬉しかった!
昨今ヘタウマ絵柄の漫画は山ほどあっても、内容を絵柄のインパクトで誤魔化してる作品が大半な中、ここまでギャグが突き抜けてるこの作品は格が違います!
決してビジュアル的に恵まれてはいない水木さんだけど、フッ切れ方というか、機転が利いて漢らしい(?)とこなんかが最大の魅力かも…。宝石男くんが惚れるのも納得です。(あ、彼の母ちゃんも)
とにかく、次作がいつになるかわかりませんが、心より楽しみにしております( ^∀^)
佐々木先生の作品はほとんど目を通していますが、割と最近?のお話しだけあって殊更地方テレビ局の裏側を面白く知ることごが出来ました。
もう、どこからあの魅力的なキャラクター達のアイデアが浮かぶんだろう。他の漫画家が描く似たようなテイストの作品では決して味わえない知的さを感じるのはやはり取材力なのかな。そしてやっぱり出てくる動物達の表情。洪水に流されたニホンザル?の戸惑い顔に佐々木先生の真骨頂を見たような。
とにかく絵も心理描写もずば抜けてるから、雪丸のアホぶりがあざとくならず、振り回される人達の混乱ぶりもあるある、て共感出来ます。
無駄な恋愛ネタもないし、本当によい作品だと実感しています。
私、成人してすぐに母を亡くしているのですが、40を軽く過ぎてから娘を産んだので、旅立つ前に孫の顔をお母さんに見せてあげれたなんてずるいぞ、なんて一瞬思ったりもしました。(作者さんごめんなさい)
でも、本当に、今まさに横で寝ているわが子にも、作者同様、母が私にしてくれたのと同じことしてるんですよね、
もう亡くなってからの時間の方が一緒に居た時間より長いというのに。
母が私に抱いた気持ちとか願いとか、時を越えて伝わってくるんですよね。
さっき「セブンティウイザン」の試し読みで涙腺崩壊して、本作でまた涙腺崩壊。明日私はどんな顔になっているんだろうorz。
今度、家族の寝静まった週末の夜にじっくり読んで見ようと思います。
太田母斑の主人公が出てくる作品を、漫画では初めて読みました。取り扱いの難しいテーマでありながら、何だか心がほんのり優しく暖まる作品です。(なお、同様の主人公が出てくる作品は小説では曽野綾子の『極北の光』があります。こちらも大変良い作品なので興味がお有りでしたら是非読んでみて下さい)
主人公の名前が瑠璃子、というところからハート鷲掴みされてます。ご両親が名前に込めた想いが伝わってきますし、主人公も(一見)屈託のない、愛らしい今どきの女子高生。しかし、容貌失認の新任男性教師との出会いで改めて自分の顏の痣を再認識させられ、取り乱しますが、むしろそれは自身のコンプレックスだったはずの痣が、彼女自身の「オーラ」として彼には認識されていると知り、心が動かされて…、というストーリー。まだまだ読んでいる途中ですが、この作品の内容は決して他人事ではなく、当事者と保護者、取り巻く人間関係、様々な視点で考えさせられるものがあります。
今後もじっくり味わいながらこの作品を読んでいきたいと思います。
何ともスゴいコミックが出てきましたね!
これまで昭和から令和まで様々な作品を読んできた世代(笑)ですが、ある意味王道、そして令和であればこそ読める作品、というか何かすごい!おばさんわくわくしちゃいました!
文化系クラブならではのオタク感と破天荒なドタバタ、憧れの旧制中学のインテリジェンスと和洋折衷感に加え、伝統あるけど埃と錆まみれ、今にも倒壊寸前な建家…読んでいてこんな質感が伝わってくるのも主人公達のアニメ(お金儲け)に対する熱意がうまいこと化学反応した故でしょうか?
古くは「うる星やつら」や「究極超人あ~る」にあったそれらにジブリ感が加わって、懐かしいような親しみやすさと、いかにも現代らしい、女の子たちによるドタバタ劇なんですが、白眉なのは、それらが全くビジュアル的にあざとくないことでしょうね。美人設定でもこの程度か!?と感嘆するほど淡々としたもんだし、アンバランスに突出した乳もない(笑)。要は、これこそアニメ造り手側の熱意であり職人でありジャパメーションの真髄ともいうべきか…。
良い作品です。アニメのほうもしっかり見ておきたいと思いました。
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