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八年後の再会は?
女性が上の身分というのは、案外、スムーズに恋愛が進むのでは?男性が上の場合、女性はどうしても、「仕える」気持ちになりがちだ、と思う。身分差は超えられないのではないけれど、文化度の違いが大きいから、女性が上だと、ライフスタイルなど、日常に密着したことがほとんどだけに、下の身分の男性が受け入れやすい気がする。果たして、再会した二人は?
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女性が上の身分というのは、案外、スムーズに恋愛が進むのでは?男性が上の場合、女性はどうしても、「仕える」気持ちになりがちだ、と思う。身分差は超えられないのではないけれど、文化度の違いが大きいから、女性が上だと、ライフスタイルなど、日常に密着したことがほとんどだけに、下の身分の男性が受け入れやすい気がする。果たして、再会した二人は?
異能があることがわからず、疎外されて苦しんできたヒロイン。ステキな相手と出会い、信頼が生まれ、相手への思いやりを発揮。今、呪いにかかっている彼を助けられるとしたら、彼女だけ。果たして、うまく解呪できるのか。続きが待ち遠しい。
映画や文学でしか知らないカフェーを舞台に、大正時代を反映して「職業婦人」の恋愛を描く、という設定がよい。西洋文化を取り入れつつ、日本らしさもキープ。ヒロインが、相手に心惹かれていく様が、読んでいてほほえましい。
一話だけなので、どう展開するのやら、予想がつかない。しかし、怒った客の意図が気になる。ヒロインは、どうこの局面を切り開くのか。半妖という属性も、興味深い。
突然、異世界へ。そこに慣れたと思ったら、またもや元の世界へ。それが、再び異世界へ。二つの世界では、時間の流れが異なる。幼かった少年は、凜々しい青年に。少年の姿が脳裏にあるだけに、自分より年上になった彼に戸惑うヒロイン。どちらも、遠慮がちなところが愛おしい。
わがままな妹、姉を慕うとどころか、常に嫉んで、自己中心的。生き直す前には、単なるわがままとしか捉えていなかったか。何でも欲しがる貪欲さに、生まれを鑑みて、受け入れてきた。それが、本当の淑女だろうか。淑女には賢明さも必須。わがままで腹黒い妹と、バカな父親に、どう対処するのか、実に興味深い。
互いに観点が異なるけれど、共通点は、共に自然体。自身の心地よさを優先する価値観。堅苦しい生活がイヤだ、というのも共通している。ラストは想像できるけれど、そこに至るプロセスが楽しみ。弟王や、ヒロインの兄弟の活躍も期待できる。
魔法が使える資格者と、使えない落ちこぼれ。落ちこぼれには、不思議な力が後に授けられる、あるいは、覚醒する。そういう話は多いけれど、冒頭から、うまくヒロインの状況を盛り込んでいるので、説明しすぎていないのがよい。今後の展開も、タイトルへと、どう近づくのか、とても楽しみ。
いつのまにか、相手の言動がきにかかる。この時点で、恋の芽が育ち始める。育つにつれて、相手のことが知りたくて、そして、自分のことも知ってほしくて。それが空回りしたり、理解出来なかったり。そんなことの積み重ね。はたして、どうなっていくのか、実に興味深い。
会いたくない相手との再会。経済格差と生活レベルのヒエラルキーの中で、思うような子育てはできるのだろうか。辛かった過去を払拭し、人の心の真意にふれられたならば、きっと再生できる、と信じたい。
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出戻り(元)王女と一途な騎士