4.0
予想される展開だけど
思いやりがあり、相手の気持ちを考えるヒロイン。タイトルとヒロインのあり方から、今後が予想されるけれど、二人の心が繋がるまでのプロセスが気になって、次巻への期待が膨らんでしまう。
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20860位 ?
思いやりがあり、相手の気持ちを考えるヒロイン。タイトルとヒロインのあり方から、今後が予想されるけれど、二人の心が繋がるまでのプロセスが気になって、次巻への期待が膨らんでしまう。
義妹と婚約者の仕打ちに傷つきながらも、他者に寄り添える心は天性のもの。でも、辛い時こそ、他者の痛みを感じ取れるイリスは、心底、温かな人物。肩の上の龍が、どう関わってくるのか、レノを含め周囲の人物達との関わりも楽しみ。
言葉であれ、力であれ、「暴力」は不条理。でも、ずっとその中にいて、抜け出せない絶望を這い回っていると、何も感じないようにと心が麻痺していく。自身よりも弱い者をいたぶることは、現在でも蔓延。ちょっとした手助けで、救われるならば、手を差し伸べたい、そう思った。
生き延びるために、過去を変えていこうと日々奮闘。悪役に徹するつもりが、結果的には「よい人」に。ヒロインのため、サブキャラとしての役割を果たしているつもりだが、周囲からはヒロイン視されている。さてはて、どうなるのか。
相手を深く思うからこそ、身を引こうとするけれど、それって相手の気持ちはどうなの?と問いたい。治癒能力は、簡単には高められないだろうけれど、何かできることがあるはず。それを見つけるまで、ヒロインの心の彷徨は続くのかなぁ。
一途に思うヒロインの在り方が切ない。愛する皇太子と、その国を救うべく、自らを犠牲するが、その後はどうなるのか。早く続きを読みたい。
転生ものが多いけれど、異世界での食事のまずさに料理を始める、という展開はおもしろい。食材が違うので、まさに創意工夫。人間関係も広がり、カフェも繁盛。王室にも貢献。そんなところに悩みのタネがふってきた。さて、いかなる選択をするのか、とても気になる。
よくある転生ものか、と読み始めたけれど、子どもの幸せを一途に願う姿に、心打たれる。自分を犠牲することも恐れず、冷静に対処しつつも、精一杯の愛情を子どもに与える。ステキな育児論。
登場人物が、いずれも魅力的。キャラがかき分けられているのは、珍しい。見える、見えないにかかわらず、恐怖に寄り添い、払拭しようとするあり方に惹かれる。
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政略結婚のはずが、溺愛旦那様がご執心すぎて離婚を許してくれません